トップ 金井烏洲 作品一覧
作品一覧
金井烏洲 (かない うじゅう)  寛政8年(1796)〜安政4年(1857)

 現境島村の金井文八郎(華竹庵万古)の次男に生まれる。江戸時代後期の南宗画家。  烏洲は号で時敏、のちに泰、字は子修また林学、通称左仲太のちに彦兵衛と称した。来遊した春木南湖に就いて画を学び、江戸に出て谷文晁を師友とし、関東南画家の一人として名を成した。上野国白井双林寺、前橋龍海院などの大画面障壁画も製作した。一方学問を好み、詩文もした。
 菅井梅関、篠崎小竹らとも交流があった。嘉永6年(1853)日光に避暑、その間に執筆した「無声詩話」の著者としても有名である。最晩年は生家呑山楼に書画三昧の生活を送った。
 安政4年(1857)1月14日、62歳で没した。「赤壁夜遊図」は伊勢崎市重要文化財になっており、「金井烏洲と一族の墓」は群馬県指定史跡になっている。

Copyright ©2006 Isesaki City, All Rights Reserved.
掲載されている画像の無断転載をお断りします。