女性に対する暴力をなくす運動~パープルリボンキャンペーン~
内閣府「性暴力を、なくそう」をテーマとしたポスター
配偶者などからの暴力(ドメスティック・バイオレンス(DV))、性犯罪、セクシュアル・ハラスメント、ストーカーなどの被害者の多くは女性です。被害者が女性に偏っている背景には、女性に対する偏見や、女性に対する暴力を容認する傾向が社会に浸透しているなど、男性と女性の不平等な力関係が存在していると考えられます。女性に対する暴力は、女性の人権に対する重大な侵害であり、その根絶は男女共同参画社会を形成する上で克服すべき重要な課題です。
国では、毎年11月12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」実施期間とし、地方公共団体、女性団体その他関係団体との連携、協力の下、社会の意識啓発など、女性に対する暴力の問題に関する取組を一層強化しています。この運動の推進には、女性に対する暴力の根絶のシンボルであるパープルリボンが使われています。
パープルリボンは、アメリカ・ニューハンプシャー州の小さな町から、女性に対する暴力を許さない社会づくりの取り組みが始まり、「パープル」をシンボルカラーとして布リボンやバッジなどにより40カ国以上に広がっています。
このような機会に、人と人とのよりよい関係をつくるために私たちはどのようにすればよいのか、また、男女の対等なパートナーシップや暴力を伴わない人間関係の築き方について考えてみませんか?
伊勢崎市でも次のような啓発を実施しています。
伊勢崎駅前インフォメーションセンターパネル展示
令和5年11月6日から11月10日まで市役所東館1階市民ホールにて女性に対する暴力をなくす運動のパネル展示を実施しました。上記実施期間にあわせて、引き続き、駅前インフォメーションセンターにおいてパネル展示を実施します。
市役所パネル展示の様子
期間
令和5年11月15日(水曜日)の正午から11月28日(火曜日)の正午まで
(休館日) 月曜日 (祝日のときはその直後の平日)
時間
午前9時〜午後5時
会場
伊勢崎駅前インフォメーションセンター多目的ホール
パープル・ライトアップ
パープルライトアップには、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼び掛けるとともに、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」というメッセージが込められています。令和5年11月13日にいせさき明治館・旧時報鐘楼にて「パープル・ライトアップ」を実施しました。今後もより多くの方にこのメッセージが届けられるよう、冬の伊勢崎駅前イルミネーションの会場内で、パープルリボンを取り入れたイルミネーションを設置して、「パープル・ライトアップ」を行います。
いせさき明治館のパープル・ライトアップの様子
旧時報鐘楼のパープル・ライト
アップの様子
期間
令和5年12月1日(金曜日)から令和6年1月11日(木曜日)まで
時間
午後4時30分〜午後9時
会場
伊勢崎駅南口駅前広場
その他
「女性に対する暴力をなくす運動」について詳しくは、下記リンク先をご覧ください。
更新日:2023年11月01日