戦後80年伊勢崎市平和祈念事業

令和7年8月15日に第2次世界大戦の終結から80年の節目を迎えるにあたり、戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代へ伝えるため、市では伊勢崎空襲を中心とした平和祈念講演会及び音楽劇「ヒロシマ」を開催します。
令和7年度伊勢崎市平和祈念講演会
第1部 基調講演「日米両軍の史料から見た伊勢崎空襲」
昭和20年8月15日の日付が変わった直後から開始された伊勢崎空襲は、空爆機B29のパイロットが時差による日本の降伏を知った後にも関わらず実行されたと推測されており、それは同時刻に熊谷空襲に向かっていた別のB29パイロットが「ニューヨークでは対日戦勝利記念日を祝っていることをラジオで聞いた」とのメモが裏付けとなっています。群馬県在住の菊池講師は、長きに渡り戦争等の遺跡研究をされており、米国・国立公文書館、アラバマ州マックスウェル空軍基地歴史資料室、日本・国立国会図書館憲政資料室に収蔵されている資料をもとに、伊勢崎空襲の実態を調査した内容をご講演いただきます。
講師
平和祈念講演会 講師:菊池 実 氏
宝塚医療大学留学生別科非常勤講師、公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団に34年間勤務 博士(史学)
元中国四川外国語大学教授、同ハルビン師範大学講師、同河北外国語大学・新潟大学・立正大学非常勤講師
第2部 音楽劇「ヒロシマ」
昨年、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことを記念して、音楽劇「ヒロシマ」を上演します。
昭和20年8月6日原子爆弾の投下による広島市の悲惨さを、演劇や朗読、マリンバの生演奏による相乗効果によって人々の心情や情景を表現するものです。
出演者
- キャスト:原洋子、保可南
- マリンバ演奏:青山絵海
- スタッフ:村上智子、柿崎勝行(U-Stage)、齋藤美佐男(東京演劇音響研究所)
- 作・演出 :嶋崎靖
- 音楽:嶋崎雄斗
開催日時
令和7年8月10日(日曜日) 午後1時から午後4時(開場は午前12時30分)
第1部 午後1時から午後2時30分(予定)
第2部 午後2時30分から午後4時(予定)
途中入場、退出可能です。
定員
700人(予約不要)
会場
伊勢崎市境木島818
人材派遣ワイズコーポレーション境総合文化センター 大ホール
入場料
無料
申し込み方法
申し込み不要です。会場へ直接お越しください。
主催など
[主催]伊勢崎市
[協力]伊勢崎市平和祈念講演実行委員会
[後援]伊勢崎市教育委員会、社会福祉法人 伊勢崎市社会福祉協議会、上毛新聞社、
群馬テレビ、いせさきFM
この記事に関するお問い合わせ先
〒372-8501 伊勢崎市今泉町二丁目410番地 伊勢崎市役所東館2階
電話番号 0270-27-2748
ファクス番号 0270-26-1808
更新日:2025年07月01日