令和8年度から胃がん(胃カメラ)検診の対象年齢・検診間隔が変わります
胃カメラによる胃がん検診の対象年齢・受診間隔を、令和8年度より変更します。
市で実施するがん検診は、公費を使った行政サービスであるため、検診を受けることでがんによる死亡率減少効果が科学的に証明されている検診方法を選択するよう求められています。
国からの「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」の中に、がんによる死亡率減少効果が証明されている検診方法について示されていますが、その中で、胃がん検診の対象年齢は50歳以上、受診間隔は2年に1回とされています。指針に合わせた検診の実施に向けて準備していましたが、このたび、令和8年度から変更することとなりました。
なお、バリウムによる胃がん検診については、当分の間、40歳以上、1年に1回としても差し支えないとされているため、変更せずに実施する予定です。
令和8年度からの変更点
胃カメラによる胃がん検診の対象年齢
50歳以上
胃カメラによる胃がん検診の検診間隔
2年に1回
令和8年度の胃がん検診の受け方
令和7年度に受ける胃がん検診の受診歴と年齢により受けられる検診が変わります。
令和7年度の胃がん検診で胃カメラ検査を受けた人 | 令和8年度の胃がん検診は受けられません |
---|---|
令和7年度の胃がん検診でバリウム検査を受けた人 | 令和8年度に50歳以上の人は、バリウム検査か胃カメラ検査を選んで受けられます |
令和8年度に40歳から49歳の人はバリウム検査が受けられます | |
令和7年度に胃カメラ検査かバリウム検査のどちらも受けなかった人 | 令和8年度に50歳以上の人は、バリウム検査か胃カメラ検査を選んで受けられます |
令和8年度に40歳から49歳の人は、バリウム検査が受けられます |
(注意)令和7年度は、40歳以上の人はバリウム検査か胃カメラ検査を選んで受けられます。
(注意)令和8年度以降も胃バリウム検診は変更ありません。40歳以上の人は1年に1回受けられます。ただし、胃カメラ検診(50歳以上)を受けた翌年は、バリウム検診も受けられません。
よくある質問
(質問1) 令和7年度に49歳で胃カメラ検査を受けましたが、令和8年度で50歳になります。胃がん検診は受けられますか?
(回答) 胃カメラ検査を受けた翌年は、バリウム検査・胃カメラ検査ともに受診できません。令和7年度に胃カメラ検査を受けた場合、次に胃がん検診が受けられるのは令和9年度です。
(質問2) 50歳未満(40歳から49歳)ですが、胃がん検診は受けられますか?
(回答) 令和8年度からは、バリウム検査のみ受けることができます。
(質問3) 50歳以上です。令和7年度にバリウム検査を受けました。令和8年度に胃がん検診は受けられますか?
(回答) 受けられます。令和8年度は、バリウム検査・胃カメラ検査どちらかを選び、胃がん検診を受けてください。
関連リンク
がん情報サービス(胃がんの予防・検診について)(外部サイトへ移動します)
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進部保健センター(新保健センター)
〒372-0048 伊勢崎市大手町18番1号
電話番号 0270-27-6290
ファクス番号 0270-27-6297
更新日:2025年04月01日