「富岡製糸場と絹産業遺産群」世界遺産登録までの経緯

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、平成26年6月25日に世界遺産一覧表へ正式に記載されました。世界遺産登録までの経緯は次のとおりです。

• 平成24年7月12日、文化庁の文化審議会世界文化遺産特別委員会は、平成24年度に「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界遺産候補として国連教育科学文化機関（ユネスコ）へ推薦することを決定しました。
• 平成24年7月24日には、文化審議会の世界文化遺産・無形文化遺産部会でも同様の決定がありました。
• 平成24年8月23日、世界遺産条約関係省庁連絡会議で日本政府として9月末までに推薦書暫定版をユネスコ世界遺産センターへ提出することが決定されました。
• 平成24年9月25日、ユネスコ世界遺産センターに推薦書暫定版が提出されました。
• 推薦書正式版の提出にあたっても同様の手続きが行われ、平成24年12月12日には、文化庁の文化審議会世界文化遺産特別委員会および世界文化遺産・無形文化遺産部会で了承されました。
• 平成25年1月31日、世界遺産条約関係省庁連絡会議が開催され、平成25年2月1日までにユネスコ世界遺産センターに推薦書正式版を提出することが決定されました。
• 平成25年1月31日、ユネスコ世界遺産センターに推薦書正式版が提出されました。
• 平成25年9月25日および26日、ユネスコの諮問機関であるイコモスによる現地調査が行われました。 
• 平成26年4月26日、イコモスにより『記載』と勧告されました。
• 平成26年6月21日、第38回世界遺産委員会において、『記載』の審議結果となりました。
• 平成26年6月15日～6月25日の日程（現地日程）で、カタールのドーハで開催された第38回世界遺産委員会において審議が行われ、平成26年6月25日に世界遺産一覧表へ正式に記載されました。