1.お産編
お産の近づいたサイン
お産が近づくと、次のような様々なサインが出ます。
自らの体の変化に意識を向けましょう。
- 呼吸が楽になる。
- 胃がスッキリした感じになる。
- 腰や恥骨が痛くなる。
- お小水が近くなる。
- お腹の張りが多くなる(前駆陣痛)。
- 赤ちゃんの動きがおとなしくなる。
- おりものが増える。
お産が始まるサイン
- 陣痛
お産につながる子宮の収縮。
10分間隔以内または1時間に6回以上の規則的な痛み。
間隔が徐々に短くなり、痛みも強くなっていく。 - 破水
赤ちゃんを包んでいる膜が破れ、羊水が流れ出ること。
量が多かったり少なかったりする。
入浴やシャワー、ビデは使わないようにしましょう。 - おしるし
子宮口の準備がととのってきているサイン。
血液のまじった粘り気のあるおりもの。
入院の時期・病産院への連絡内容
入院の時期
- 10分間隔以内または1時間に6回以上の規則的な痛みがあるとき。
- 破水をしたとき。
- おしるしとは違うサラサラとした出血があるとき。
- 常にお腹が張って、痛いとき。
病産院への連絡内容
- 名前
- 分娩予定日
- 何回目のお産か
- 陣痛が始まった時間と現在の様子
- 破水や出血があった時間とその様子
- 病産院までの移動にかかる時間
- その他(医師や助産師から言われていることなど)
お産の流れ
お産には、陣痛が10分間隔以内で始まってから、子宮口が約10センチメートル開くまでの「分娩第1期」、赤ちゃんが生まれる「分娩第2期」、胎盤が出る「分娩第3期」、お産後2時間を指す「分娩第4期」があります。
それぞれの赤ちゃんの様子やお母さんの過ごし方を詳しく次のダウンロードファイルに掲載しています。ぜひご覧ください。
どうしたら母乳は出るの?
新・母乳育児なんでもQ&A(日本母乳の会編)より引用
赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激により、プロラクチン・オキシトシンというホルモンが分泌されることで、母乳が出ます。
最初は出なくても、とにかく吸わせましょう。
母乳栄養は母親にとって次のような利点があります。
- 産後の子宮収縮を助ける。
- シェイプアップになる。
- 精神的な安定が図れる。
- 乳がん・卵巣がんなどにかかる確率が減る。
- 経済的で手間がかからない。
また、赤ちゃんにとっても次のような利点があります。
- 免疫により病気の予防になる。
- 最適な栄養源となる。
- 愛着と信頼感を深める。
- いつも新鮮・適温・衛生的である。
- あごの発達を促す。
この記事に関するお問い合わせ先
健康管理センター
〒372-0006 伊勢崎市太田町1178番地
電話番号 0270-23-6675
ファクス番号 0270-21-8995
更新日:2023年03月06日