単独浄化槽・汲取り式トイレを利用している人へのお願い

更新日:2022年03月08日

きれいな河川で魚をとっている子どものイラスト

単独浄化槽とは、トイレの水洗化を目的に、昭和50年代後半から平成12年度までに爆発的に普及した浄化槽です。トイレからの排水をその槽内で生物処理し道路側溝などに放流します。
単独浄化槽は、設置当初、公共下水道が整備されるまでの一時的なものと考えられており、放流水の水質も現在の合併浄化槽のものと比べると十分なものではありません。

単独浄化槽や汲取り式トイレは、トイレからの汚水のみを処理することを目的としているため、これらを利用するご家庭の台所やお風呂の排水は、「雑排水ます」という固形物を取り除く槽を通って、未処理のまま排水されます。そのため、河川の水質汚濁の原因となるだけではなく、ご近所の排水路の悪臭の原因となり、生活環境の悪化を招くこととなります。

一方、公共下水道、農業集落排水および合併浄化槽は、トイレからの汚水に加え、台所やお風呂の排水を全て処理するものです。

周辺環境を改善するため、公共下水道・農業集落排水への切替をご検討ください。

各汚水処理における汚水の流れ

各汚水処理の汚水の流れのイラスト

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