麻しん・風しんに注意しましょう
麻しん(はしか)の感染が国内で報告されています。
麻しん・風しんは予防接種で防ぐことができます。社会全体で麻しん・風しんを防ぎましょう。
麻しんとは
麻しんウイルスの感染によって起こります。感染力は非常に強く、空気、飛沫、接触感染でうつり、予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。高熱、発しん、風邪のような症状(咳や鼻汁など)が主な症状です。肺炎や脳炎などを合併することもあり、かかった人の約1,000人に1人が死亡するとても重症の病気です。潜伏期間は10日から12日です。発熱前1日から2日、発しん出現後4日から5日頃までは周囲に感染させるおそれがあります。
風しんとは
風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。感染すると2、3週間後に、発しん、発熱、リンパ節腫脹などが現れます。発しんの出現後7日くらいは感染力があると考えられています。
妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんウイルスに感染すると、先天性の心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延などを持つ「先天性風しん症候群」の子どもが生まれてくる可能性が非常に高くなります。
麻しんや風しんを疑う症状が出たら
- 医療機関を受診する場合は、必ず事前に電話をして受診方法を確認し、指示に従って受診しましょう
- 受診の際、公共機関の利用は避けましょう
- 他の人に感染させないよう、不要不急の外出は避けましょう
予防方法について
子どもの定期予防接種
1歳と小学校に次年度入学予定の子どもは無料でMR(麻しん風しん混合)ワクチンの予防接種が受けられます。詳細は次のページをご確認ください。
大人の予防接種
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、令和元年から6年間、風しん抗体検査および風しん第5期定期予防接種が全国で無料で実施されることとなりました。詳細は次のページをご確認ください。
風しんの追加的対策「風しんの抗体検査・風しんの第5期の定期接種」
- 平成2年4月1日以前に生まれた人で妊娠を予定または希望している女性、および夫(パートナー)、現在妊娠をしている女性の夫(パートナー)に風しん予防接種費用を一部助成します。詳細は次のページをご確認ください。
麻しん・風しんに関する情報
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進部健康づくり課
〒372-8501 伊勢崎市今泉町二丁目410番地 伊勢崎市役所東館2階
電話番号 0270-27-2746
ファクス番号 0270-23-9800
更新日:2024年03月28日