令和2年6月定例記者会見

定例記者会見の説明要旨と資料を掲載します。

本市では、これまでに新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るため、対策本部を7回開催し、庁内での情報共有や今後の対応策を協議してきました。4月9日からは市独自のコールセンターを設置し、市民からの相談に保健師が迅速に対応しているところであります。
また、医療機関や小中学校、児童クラブ、妊婦等へ備蓄マスク142,600枚を配布するなどの予防対策を図ってきました。
さらに、医療体制維持のため、5月1日から発熱外来を伊勢崎佐波医師会の協力を得て設置し診療を開始しました。引き続き、感染を拡大させないための正確な情報収集及び情報発信に努めてまいります。

伊勢崎市緊急支援助成金については、当初、新型コロナウイルス感染症の影響により、市民の外出自粛が要請され、売上が減少する市内小売業者と飲食業者に対して10万円を支給することとし、緊急事態措置が延長されたことにより対象を広げ、卸売業、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業者に対しても支援を行ってまいりました。
さらに、令和2年4月17日までの期間に新規開業した事業者も対象とし、支援を行います。
次に、伊勢崎市雇用調整助成金ですが、国の雇用調整助成金を交付された事業者に上乗せ補助をしています。リーマンショック以後、県内では唯一この制度を継続しており、国が補助率を拡大したことに合わせていち早く拡充し、事業者が支払った休業手当総額から国の補助額を差し引いた残額を50万円まで補助するものです。補助金の対象者を増やすため、国への申請を社会保険労務士等に依頼する際の手数料も補助対象に含めることとしました。
そのほか、県のGTО(群馬テイクアウト応援)プロジェクトの一環として、4月末から週2回、テイクアウトを始めた市内の飲食店が昼休みに市役所に出向いて職員に弁当を販売しており、毎回150人から200人程が購入しています。
また、持ち帰りや宅配の需要が高まっていることを受け、市ホームページ内にテイクアウトを行う市内の飲食店を紹介するページ「市内の飲食店を“テイクアウト”で応援しよう」を5月の大型連休に合わせて開設しました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月10日から休園していました華蔵寺公園遊園地について、群馬県による「社会経済活動再開に向けたガイドライン」の警戒度が2に下がったことを受け、6月5日(金曜日)に営業を再開することを決定いたしました。
なお、再開に当たっては新型コロナウイルス感染防止の観点から、お手元の資料のとおり運用を行い、お客様に安心安全なサービスを提供できるよう、従業員一同、万全の体制を持って再開いたします。
また、6月5日(金曜日)のみ午前11時の開園とし、翌日の6月6日(土曜日)から通常どおり午前9時に開園する予定です。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の2波、3波を考慮し、場合によっては再度休園となる可能性があります。その際は改めて周知させていただきます。