平成26年7月定例記者会見

定例記者会見の説明要旨と資料を掲載します。

 当市は、平成17年1月1日に旧伊勢崎市、赤堀町、東村および境町の合併により誕生しました。

 この新しい伊勢崎市は、先人の築いた歴史、伝統、文化を引き継ぐとともに、これまでの各地域の一体化の促進や均衡ある発展により、人口増加を続ける元気都市として発展してきました。

 平成27年1月1日に誕生10年という節目を迎えるにあたり、この節目の年を新たな魅力と活力を創り上げる契機とするために記念事業を実施するものです。

 記念事業の実施期間は、平成26年7月1日から平成27年3月末日までとし、事業の形態を「特別事業」「冠事業」「市民活動事業」として実施していこうとするものです。

 また、記念事業は、「多くの市民や企業が交流し伊勢崎市が一つになるもの」「本市の魅力を発信できるもの」「市民の誰もが参加でき祝福できるもの」の3つの特徴を持ち、誕生10周年記念としてふさわしい事業を実施していこうと考えています。

 なお、主な記念事業は、別紙のとおりとなっています。

 「富岡製糸場と絹産業遺産群」田島弥平旧宅については、皆さんご存知のとおり、平成26年6月21日にユネスコ世界遺産委員会において世界遺産登録が決定し、平成26年6月25日に世界遺産一覧表に記載されました。

 これまでの皆様のご協力に深く感謝いたします。

 さて、この世界遺産登録を祝して、平成26年8月1日（金曜日）に境総合文化センターにおいて、「世界遺産を活用したまちづくり」と題しまして、イベントを開催します。

 別紙チラシのとおり、境島村住民による八木節、専門家による基調講演、境島村まちづくり推進会議委員等によるパネルディスカッションを行い、伊勢崎市誕生10周年および世界遺産登録を盛大に祝います。

 「市民意識調査」については、現在の総合計画の進行管理および第2次総合計画の策定の一環として、市民意識の動向と現在の市民の多様なニーズを把握し、今後の市政運営の基礎資料とすることを目的とし、昨年度に引き続き実施しています。

 調査については、平成26年4月10日から4月30日の間、住民基本台帳から無作為抽出した本市に在住する満20歳以上の2,000人を対象に実施しました。その結果、834人の方から回答をいただき、回収率は41.7％となっています。

 調査項目としては、合併後から今後に至るまちづくりに関する具体的な質問のほか、第2次伊勢崎市総合計画（案）の体系に基づく各施策ごとの満足度および重要度をお聞きしました。

 なお、この調査結果は、「市民意識調査報告書」として市ホームページに掲載するほか、市役所および各支所の市民情報コーナー、各図書館において閲覧することができます。また、広報紙への掲載も予定しています。

 昨年度も発行しましたプレミアム付商品券については、消費者である市民と地元の小売店からのアンケート調査結果で大変良い評価をいただきました。本年度も更なる地域経済の活性化を目指し、商品券を発行するものです。

 発行団体は伊勢崎商工会議所および群馬伊勢崎商工会で、発行総額は昨年度と同額の2億2千万円となります。商品券は、1,000円券8枚、500円券6枚を1セットとし、合計1万1千円分を1万円で販売します。

 利用期間は、年末年始も利用できるよう、販売日の平成26年8月31日（日曜日）から平成27年1月31日（土曜日）までとし、購入の条件は、市内在住および在勤の個人に限り、1人の購入は5万円（5セット）を限度とします。

 販売場所は、伊勢崎商工会議所、境総合文化センターの他、販売協力の得られた大型店（アピタ伊勢崎東店、スマーク伊勢崎）の2店舗で、合わせて4箇所で販売する予定となっています。

 今回で6回目となるプレミアム付商品券ですが、昨年同様に多くの皆様方にご利用いただき地域商店街の活性化と市民生活の支援につなげたいと考えています。

 毎年恒例の「いせさき七夕まつり」を、平成26年7月19日（土曜日）、20日（日曜日）に開催します。

 まつりの初日である19日（土曜日）には、七夕まつり装飾コンクールを開催します。参加団体は、公立保育所・公立幼稚園・小学校・私立保育園・私立幼稚園40団体、本町百店会や個人商店、福祉施設等16団体、合計56団体です。

 また、装飾コンクールの対象外ですが、市内のショッピングモールや事業所6団体からも七夕飾りが出展されます。これらを併せて62団体から100個以上のきらびやかな飾りが七夕まつりの会場を彩ります。

 本町有料駐車場を会場とする「にぎわい広場」では、まゆクラフトや木工クラフト、ザスパクサツ群馬や群馬クレインサンダーズの協力によるキャラクターミーティングを実施すると共に、大型スライダー遊具も設置するなどお子様が楽しめる内容を計画しています。

 その他にも、19日（土曜日）にはダンピアいせさきやフラダンス、20日（日曜日）には七夕会場スタンプラリーを実施するなど、さまざまなイベントを予定しています。

 また、いせさき明治館では開館時間を午後8時まで延長し、『めいせん型紙と伊藤正義氏の「刀刻」の競演』と題し、伊勢崎銘仙の型紙職人から現代アート作家として活躍中の伊藤正義氏の「刀刻」を展示します。また、ご本人による実演を両日共に午後4時から午後7時の間で開催します。

 その他にも、伊勢崎商店会連合会並びに市内大型店の協賛によるイベントとして、20日（日曜日）には、協賛大型店店頭並びに七夕まつり会場において大道芸人のパフォーマンスショーを実施するほか、東京1泊2日の旅行が抽選で当たるキャンペーンを実施します。

 あかぼり蓮園は、市指定史跡「天幕城」外堀の水田、4,005平方メートルに、中国蓮を植え付け開園しました。自然豊かな磯町の一角を大輪の花で彩り、ほぼ一年を通して花が咲き誇る環境づくりを目指しています。

 この中国蓮は、日中国交正常化30周年を記念して、中国から平成14年に譲り受けたものです。7月上旬からピンクの花が咲き揃い、8月中旬まで訪れる人々の目を楽しませてくれます。

 また、平成26年7月20日（日曜日）には、あかぼり蓮保存会の皆さんによる「天幕城趾」あかぼり蓮園まつり2014が予定されています。

 主なイベントは、フラワーアート教室や、かき氷・野菜・赤飯・ドライフラワーの無料配布等です。

 教育部文化財保護課では、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録決定を記念して、伊勢崎市の「ご当地ぐんまちゃん」を使用した缶バッジ500個を作成し、去る平成26年6月22日に開催された田島弥平旧宅の世界遺産登録セレモニー当日に、田島弥平旧宅案内所を訪れた希望者に配布しました。

 今後も各種のイベントにおいて、活用していきたいと考えています。