伊勢崎市議会基本条例

伊勢崎市議会基本条例案が可決されました

令和4年3月18日の本会議において、議員提出議案として提出された伊勢崎市議会基本条例案が可決されました。

伊勢崎市議会基本条例とは?

議会における最高規範として位置づけられるもので、議会と議員の活動原則や議会の機能強化などについて明文化しました。さらに、共生社会の推進に向けた決意表明や災害時の対応についての規定を盛り込むなど、時代の要請にも十分応え得る内容としました。

本条例は、伊勢崎市議会が、公平で公正な議論を尽くす議会、不断の努力で休むことのない議会、親しみやすく市民誰もが参加できる開かれた議会、高度な識見に基づいて意思決定ができる専門性のある議会を目指し、そのことにより市民福祉の向上および市政の発展に寄与しようとするものです。

条例制定に至る経緯

議会改革調査特別委員会設置(令和元年6月)

条例制定に向けて協議を行うための特別委員会を設置

  1. 市民の皆様に対してより開かれ、市政への参加意識を持ってもらえるような議会改革につなげる
  2. 議会が何を行っているか分かるような条例を目指す

ことなどを念頭に協議を進めることとした

制定に向けた協議:全13回(令和元年6月~令和3年9月)

  1. 議会改革について他市を視察
  2. 県内他市や本市と同規模の市の制定状況などを確認
  3. 条例に盛り込むべき項目についての検討
  4. 章ごとに条文の内容を検討

パブリックコメント手続の実施(令和3年10月~11月)

伊勢崎市議会基本条例案に対する市民の皆様からの意見を公募

伊勢崎市議会基本条例案可決(令和4年3月)

議員提出議案として提出された条例案を本会議にて可決

伊勢崎市議会基本条例として公布し、令和4年5月1日施行

逐条解説

前文

本条例が伊勢崎市議会の最高法規であることを踏まえ、本市の自然環境、育んできた歴史などに触れながら、伊勢崎市議会としての議会改革に対する思いを「前文」として表現したものです。

第1段落目は、本市の自然豊かな市域と文化的背景を述べています。

第2段落目は、本市の産業の歴史的過程と発展、さらに多様な外国籍住民が暮らしている状況を述べています。

第3段落目は、このように外国籍住民が多いことが本市の特色であることを踏まえつつ、多様な立場の方々全てが健康で文化的な生活を営むことができるよう、伊勢崎市議会が共生社会を推進することにより市の発展を目指していくことを述べています。

第4段落目は、第1~3段落目で述べたような広い視野を持ちながら伊勢崎市議会として目指す姿勢を示し、この条例を制定する決意を述べています。

第1章 総則

第1条

目的を規定した条文です。
議会には政策を立案したり、行政が正しく運営されているかを監視したりする機能があります。本条例に議会と議員の責任や活動原則についてなどの基本的な考え方や事項を定めることでそれらの機能を十分に発揮して市民の負託に応え、市政発展への力になることを目的とすると述べています。

第2章 議会及び議員の責務及び活動原則

第2条

議会の責務及び活動原則を規定した条文です。
議会は、議決機関及び団体意思決定機関として、中立、分かりやすさ、市民からの信頼を重視する責任があること、また全ての人々と分け隔てなく共生して活動すること、市民意思の把握や政策の立案に努めること、行政が正しく運営されているかを監視・評価することを述べています。

第3条

議員の責務及び活動原則を規定した条文です。
議員は、議会が意思や意見を表す場であることや話し合いによって物事を決める場であることを理解し、議員同士の自由な討議を尊重すること、多様な市民意思を把握するとともに自己研さんに努めて市民の代表としてふさわしい行動を意識すること、市民全体の利益を意識しながら活動すること、また、議会活動には市民に対する説明責任があることを述べています。

第4条

会派について規定した条文です。
会派について、政策を中心として同じ考え方を持つ複数の議員で構成するものである、と定義づけています。伊勢崎市議会は政策を立案する時などには会派間での調整や合意形成に努めていくとの活動原則を述べています。

第3章 議会運営の原則

第5条

本会議及び委員会の公開を規定した条文です。
全ての本会議、委員会を原則として公開し、公開しない場合はその理由を明らかにすること、また、開催について周知することを述べています。現在伊勢崎市議会ではホームページや議会広報紙等で次回定例会に関する会議日程予定を周知しています。

第6条

討議の原則及び意見集約を規定した条文です。
本会議での議決や委員会での議案の審査において、議員同士がそれぞれの考えを自由に発言し議論を尽くすこと、議長や委員長はその結果を市政に反映するために意見をまとめるよう努めることを述べています。

第7条

議会運営委員会を規定した条文です。
地方自治法第109条では、議会の運営に関する事項などを調査するために普通地方公共団体の議会に議会運営委員会を設置することが定められています。伊勢崎市議会では、スムーズに議会を運営するためにこの議会運営委員会を活用することを述べています。

第8条

協議等の場を規定した条文です。
地方自治法第100条第12項では、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けることができると定められています。伊勢崎市議会では、議員協議会や会派代表者会議を協議または調整の場として活用することを述べています。

第9条

委員会活動を規定した条文です。
委員会は能率的・効果的に議案の審査等を行い、設置目的が十分に果たされるよう活動すること、議会閉会中も積極的な活動を行うことを述べています。委員会には、常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会があります。

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更新日:2022年10月16日