伊勢崎市水安全計画

更新日:2024年11月19日

伊勢崎市水安全計画

伊勢崎市水安全計画(令和4年9月改定版)

伊勢崎市水道事業では、水道施設の計画的な更新や耐震化による強靭化、効率的、効果的な事業の推進による経営基盤の強化に取り組み、水道事業を安定的に継続していくため、これまで水道事業の基本計画であった水道ビジョンを見直し、中長期的な基本計画として「経営戦略(水道事業ビジョン)」を平成31年3月に策定しました。この「経営戦略(水道事業ビジョン)」では、

  • 「未来につなぐ水道サービス」
  • 「いつでも安全でおいしい水道水」
  • 「災害に強い水道」

の3項目を基本方針に設定し、厳しい財政状況の中で施設の耐震化や老朽施設の更新を行い、お客様へのサービスの向上と安全で安心な水を安定して供給することを目指しています。一方、WHO(世界保健機関)では、平成16年の飲料水水質ガイドライン第3版で、食品製造分野で確立されているHACCP(注釈1)の考え方を導入し、水源から給水栓に至る全ての段階で危害評価と危害管理を行い、安全な水の供給を確実にする水道システムを構築するための「水安全計画」を提唱しました。これを受けて、厚生労働省では平成20年4月に、わが国における水道水の安全性をより一層高めるための水質管理の手法として、水安全計画を作成するためのガイドラインを示しています。伊勢崎市では、平成24年12月にこのガイドラインに基づいて「伊勢崎市水安全計画」を策定しました。その後、平成31年3月に第2版、そして令和4年9月、「伊勢崎市水安全計画」を改定し、良質で安全・安心な水道水を継続して安定的に供給できるよう、水質管理水準の向上を図ります。

注釈1 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)食品の原材料生産から加工、流通、販売、消費に至るまでの全ての過程について、工程ごとに危害分析を行い、危害を防止する重要管理点を定め、その管理基準を一定頻度で継続監視することにより、危害の発生を未然に防ぐ食品衛生管理システムのこと。

伊勢崎市水安全計画の主な内容

第1章 水安全計画策定・推進チームの編成

  1. 水安全計画策定・推進チームの編成

第2章 水道システムの把握

  1. 水源の水質管理
  2. 浄水施設の水質管理 
  3. 配水及び給水の水質管理
  4. 浄水受水の水質管理
  5. 水質検査

第3章 危害分析

  1. 危害の抽出
  2. リスクレベルの設定
  3. リスクレベルの設定表

第4章 管理措置の設定

  1. 管理措置、監視方法の整理
  2. 管理措置、監視方法及び管理基準の設定
  3. 対応方法の設定

第5章 記録の管理と検証

  1. 文書と記録の管理
  2. 妥当性の確認と実施状況の検証(PDCAサイクル)

(PDCAサイクルとは計画・実行・確認・改善を順次行い、有効性を高める方法です。)

伊勢崎市水安全計画(概要版)

伊勢崎市水安全計画の詳細については、水安全計画策定ガイドラインに基づき、安全管理上、具体的な管理対応措置や個別の対応マニュアルなどは非公開としています。概要版を下記ダウンロードより確認してください。

ダウンロード

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道局浄水課
〒372-0801 伊勢崎市宮子町3069番地1
電話番号 0270-24-1760
ファクス番号 0270-24-3449

メールでのお問い合わせはこちら