赤堀歴史民俗資料館の出来事(令和7年度)

更新日:2025年06月30日

二つの軍神岩佐中佐像(令和7年7月1日)

企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」で展示中の二つの岩佐中佐像

企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」では、伊勢崎空襲だけでなく戦争に関わる多くの資料を展示しています。その中で、昭和16年の真珠湾攻撃で亡くなった岩佐直治中佐の軍神像は、昭和18年に21点が製作され、伊勢崎市の板垣清平が伊勢崎市や佐波郡内の国民学校などに寄贈したもので、初公開資料として注目を集めています。

企画展が始まって間もなく、2点目の軍神岩佐中佐像が確認されました。個人が所蔵し、企画展の新聞報道を見て当館に連絡をいただきました。岩佐中佐の追悼式典のため、塗装してケースに収められていますが、本来は、先に当館で展示していた岩佐中佐像と同じく石膏を茶色で塗装していたもので、この2例目の岩佐中佐像も急遽お借りして展示しています。

相次いで確認された軍神岩佐中佐像ですが、戦後80年を経なければわからないことがあることも、戦争の歴史であると感じました。

企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」が始まりました(令和7年6月13日)

企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」の1階展示の様子です

1階ホールの展示。昭和6年の満州事変から太平洋戦争までの資料を展示しています。

企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」2階展示の様子です

2階ホールの展示。伊勢崎空襲について展示しています。

初公開の軍神岩佐中佐像です。

初公開となる軍神岩佐中佐像

企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」が、いよいよ始まりました。本企画展では、昭和20年8月15日の午前0時過ぎに、アメリカ軍大型爆撃機B29に投下された焼夷弾やその作戦、空襲の被害について展示しています。そして満州事変から終戦までの歴史を、これまで多くの人に寄贈いただきました戦争関連資料とともに展示しています。特に、昭和16年の真珠湾攻撃で亡くなった軍神岩佐中佐像は、初公開となります。

今年は、戦後80年を迎えます。あの時の戦争は、伊勢崎空襲とは一体どのような実態だったのか、知っていただく機会になればと思います。

8月31日(日曜日)まで開催しています。

家形埴輪おかえり(令和7年6月3日)

特別展「はにわ」から帰ってきた家形埴輪

東京国立博物館と九州国立博物館で開催された特別展「はにわ」に、約9か月間貸出していました家形埴輪が帰ってきました。来場者が40万人を超える埴輪人気の中、当館の家形埴輪も、このような大舞台で来場する皆さんからの熱い視線や、数えきれないほどに写真を撮っていただいたと思うと、「お疲れ様でした」と言ってあげたくなります。

早速、家形埴輪も常設展示に復帰していますので、特別展「はにわ」に見に行った人も、行けなかった人もぜひ来館してください。

6月13日(金曜日)から、企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」が始まりますので、ぜひ一緒にご覧ください。

戦後80年の節目に企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」を開催します(令和7年5月9日)

企画展終戦前夜の伊勢崎空襲のお知らせ
展示予定の焼夷弾など

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館では、戦後80年を迎えた今年の6月13日(金曜日)から8月31日(日曜日)まで、企画展「終戦前夜の伊勢崎空襲」を開催します。伊勢崎空襲では、1945年(昭和20)8月15日の午前0時過ぎに米軍のB-29による焼夷弾の投下により、市街地を中心に焼失しました。企画展では、この伊勢崎空襲だけでなく、十五年戦争と呼ばれた満州事変から終戦に至るまでをたどり、戦争について考える機会にします。

企画展に向け、展示予定の資料をバックヤードにまとめ現在準備中です。写真には焼夷弾が写っていますが、右側には何やら大きな資料も。詳細は今後紹介していきますので、お楽しみにしてください。企画展の詳細については、5月中旬にホームページに掲載します。

この記事に関するお問い合わせ先

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〒379-2204 伊勢崎市西久保町二丁目98番地
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