電波の影響について

更新日:2025年10月16日

電波は、テレビや携帯電話など様々な物に利用されており、私たちの生活にとって重要な役割を果たしています。

一方で、電波そのものについては、馴染みが薄く、不安に感じている人もいます。

そこで、私たちの生活環境における電波の影響について説明します。

電波とは

一般的には、3THz(テラヘルツ)以下の周波数の電磁波を電波といいます。

電磁波とは、電界と磁界が交互に発生しながら空間に電気エネルギーを伝える波のことです。

電磁波は、周波数によって、主に放射線、光、電波に分類されています。

電波の種類と発生源

電磁波は、電気エネルギーを伝える波なので、電気を使用すると電磁波が発生します。

電磁波の一種である電波は、周波数により、一般的には、高周波、中間周波、低周波に分けられます。

高周波の電波の発生源としては、携帯電話基地局、スマートフォン、電子レンジなど、中間周波の電波の発生源としては、IH調理器など、低周波の電波の発生源としては、送電線、掃除機などの家電製品があります。

私たちの生活環境には、電波を発生させる様々なものがあり、電波を利用して便利な生活を営んでいると言えます。

電波の人の健康への影響

一般的に、高周波の電波は、体温を上昇させる作用、低周波の電波は神経を刺激する作用があります。

しかし、こういった作用は、極めて強い電波を浴びたときに生じる作用であり、普段の生活環境の電波であれば、影響はないと言われています。

また、普段の生活環境で長期的に電波を浴びていても、健康影響があるとは考えられていません。

電波の人体への影響についての詳しい情報は、下記のリンクを確認してください。

電波の医療機器への影響

ペースメーカーなどの植込み型医療機器については、電波により誤作動が生じる可能性があります。

総務省が指針を定めていますので、詳しくは指針を確認してください。

電波の安全性について

電波は目に見えず、感知できません。また、身近に存在するもののあまり馴染みがないため、不安に感じることもあるかもしれません。

しかし、電波の影響については、長い間世界中で研究されています。日本では、科学的な根拠に基づいて、電波防護指針が定められており、電波法により規制がなされています。

したがって、私たちの普段の生活において、電波の健康への影響を過度に心配する必要はないと言えます。

電波に関する信頼できる情報に基づいて判断することが大事です。

総務省では、様々な電波の安全性に関する取り組みについて、ホームページで情報提供しているほか、相談窓口も設置していますので、より詳しい情報は下記のリンクを確認してください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境部環境政策課 環境企画係
〒372-0824 伊勢崎市柴町954番地 清掃リサイクルセンター21 管理棟2階事務室
電話番号 0270-27-2733
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