化学物質について

更新日:2025年12月15日

私たちの身の回りでは、様々な化学物質が使用されています。

化学物質の利用や影響について、正しく理解することが重要です。

ここでは、化学物質に関する基本的なこと、市民や事業者の皆さんに配慮してほしいこと、詳しい情報が掲載されている国のホームページのリンクを掲載しています。

PRTR制度

人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質が、どこから、どれだけ排出されているかを知るとともに、化学物質の排出量や化学物質による環境リスクを減らすための制度の一つとして、PRTR制度が設けられています。

一定の要件を満たす事業者は、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律に基づき、毎年1回、対象化学物質の排出量及び移動量を国に報告しなければなりません。

PRTR制度の詳細については、下記のリンクを確認してください。

農薬の使用

農家だけではなく、一般の家庭でもいろいろな農薬が除草や殺虫・殺菌などに使われます。農薬などの薬品は正しく使用し、保管しましょう。

また、農薬を使わなくてもできる防除を優先して行うようにしましょう。

農薬についての詳細は、下記のリンクを確認してください。

農薬を使用する際の主な注意点

  • ラベルに記載された薬剤の適切な使用方法、使用時期、使用回数、使用上の注意を守りましょう
  • 散布するときは、マスクや保護メガネなどを使用しましょう
  • 近隣住民や通行人、家畜、農作物などに被害を及ぼさないようにしましょう
  • 子供の登下校時を避けるなど農薬を散布する日時をよく検討しましょう
  • 使い残りの農薬や散布器具を洗った水などは、河川や側溝などに流さないようにしましょう
  • 農薬を清涼飲料水などの容器に移し替えると誤飲の恐れがありますので絶対にやめましょう
  • 子供の手の届かない場所に保管し、施錠などをしましょう
  • 農薬の容器を処分するときは、中身を空にしてから処分しましょう
  • 散布中や散布後に体調が悪くなった場合には、医師の診察を受けましょう

シックハウス症候群

化学物質を発散する建材・内装材・家具等の使用により、体調不良を生じるシックハウス症候群が報告されています。

シックハウス症候群の症状としては、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気、頭痛がする、などの症状があります。

シックハウス症候群の原因の一部は、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性の有機化合物と考えられています。シックハウス症候群についてはまだ解明されていない部分もありますが、化学物質の濃度の高い空間に長期間暮らしていると健康に有害な影響が出るおそれがあります。

対策としては、化学物質の発散量が少ない建材等の使用や室内の換気などがあります。

シックハウス症候群の詳細については、下記のリンクを確認してください。

香害

香害ポスターの画像

香害ポスター

柔軟仕上げ剤などの香りで頭痛や吐き気を訴える、いわゆる「香害」の被害を訴える人がいます。

香りの感じ方には個人差があり、自分にとって快適な香りでも困っている人もいることを理解すること、香り付き製品の使用に当たっては周囲の人にも配慮することが重要です。

この記事に関するお問い合わせ先

環境部環境政策課 環境企画係
〒372-0824 伊勢崎市柴町954番地 清掃リサイクルセンター21 管理棟2階事務室
電話番号 0270-27-2733
ファクス番号 0270-27-5388

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