結核・肺がん検診(胸部レントゲン)

更新日:2024年04月01日

一部の行政区で、会場または受付時間が変更になりました。

日程をよく確認のうえ、お出かけください。

検診時のお願い

検診を受ける際は次のページを確認して守ってください。

結核について

結核は、結核菌によって発生する感染症です。空気感染により発生し、肺の内部で増えて、咳、痰、呼吸困難などの症状がみられます。結核菌に感染した場合でも、すぐに発症するわけではなく、しばらく体内に留まったのち再び活動を開始し発症することがあります。

肺がんについて

肺は左右の胸部に1つずつあり、体の中に酸素を取り入れ、いらなくなった二酸化炭素を外に出す働きをしています。

肺がんは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。進行すると、がん細胞は周りの組織を壊しながら増殖し、血液やリンパ液の流れに乗って転移することもあります。肺がんは部位別死亡数の1位です。

原因

喫煙は肺がんの危険因子の一つです。喫煙者(たばこを吸う人)は非喫煙者(たばこを吸わない人)と比べて肺がんになりやすく、喫煙を始めた年齢が若く、たばこを吸う本数が多いほど肺がんになる危険性が高くなります。受動喫煙(周囲に流れるたばこの煙を吸うこと)も肺がんになる危険性を2割から3割程度高めるといわれています。

喫煙以外では、アスベストなどの有害物質に長期間さらされることや、肺結核、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎なども肺がんの発生の危険性を高めると報告されています。

症状

早期には症状が見られないことも多くあります。主な症状としては、咳や痰(たん)、痰に血が混じる、胸の痛み、動いたときの息苦しさや動悸、発熱などがあげられますが、いずれも肺がん以外の呼吸器の病気に共通する症状で、「この症状があれば必ず肺がん」という症状はありません。原因が分からない咳や痰が2週間以上続く場合や、血痰が出る場合、発熱が5日以上続く場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

年に1回検診を受けましょう

検診の内容

問診・胸部レントゲン撮影・喀痰検査(注意)

(注意)50歳以上で、喫煙指数(1日に吸うたばこの本数×(かける)喫煙している年数)が600以上のハイリスク者に痰の検査をおすすめすることがあります

肺がん検診であるレントゲン撮影の様子です

胸部レントゲン撮影は、胸のX線撮影を行う検査です。

レントゲン撮影時は、大きく息を吸い、検査技師の指示に従い、息を止めて撮影します。

検査時の服装は無地のTシャツがおすすめです。

 

伊勢崎市での結核・肺がん検診(65歳以上の人は感染症法に基づく結核検診です)

対象者には、令和6年4月上旬に「令和6年度 伊勢崎市がん検診等受診券在中」の案内を個人通知しました。通知の届かない人、転入された人は、各保健センターへ連絡してください。

対象者

40歳以上の市民
(注意)令和7年3月31日時点での年齢です。

受診方法

集団検診

令和6年4月から7月および10月

公民館や保健センターで行うバスでの検診です(申し込みは不要です)。

車椅子での撮影を希望される人は、要予約です。

一部の行政区で、会場または受付時間が変更になりました。

日程をよくご確認の上、お出かけください。

(注意)豊受公民館は、工事のため10月の検診の実施はありません。

自己負担金

無料

持ち物

  • 令和6年度 がん検診等受診券シート

(注意) 受診券シートを紛失してしまった場合は、以下の再発行申請フォームから、お申込みください。

注意事項

  1. 65歳以上の人は結核の早期発見のため必ず受けましょう
  2. 咳や血痰等の自覚症状のある人は医療機関へ受診してください
  3. 妊娠中または妊娠の可能性のある人は受けられません
  4. 胃がん検診(バリウム検査)後は、1週間程度の間隔をお空けください
  5. 受付開始直後は大変な混雑が予想されます。ご了承ください

以下のものを着用、または付けたまま胸部レントゲン撮影は出来ません

  • プリントシャツ(ラメ入り等含む)
  • ボタン、チャック等のついた衣類
  • 金具付きの下着
  • ボディスーツ
  • 湿布薬
  • 磁気製品
  • ネックレス
  • 持続血糖測定器等の医療機器を装着している人

喀痰検査について

結核・肺がん(胸部レントゲン)検診の際に、50歳以上の喫煙指数(1日に吸うたばこの本数×(かける)喫煙している年数)が600以上の人には、痰の検査をおすすめすることがあります。

対象者

50歳以上の喫煙指数(1日に吸うたばこの本数×(かける)喫煙している年数)が600以上の人

受診方法

喀痰容器配布時に回収日・回収会場・検査内容などを伝えます。

自己負担金

500円

以下に該当する人は、喀痰検査費用が無料になります

  • 70歳以上の人
  • 市民税非課税世帯(世帯全員)の人、生活保護世帯の人で自己負担金免除申請をした人

(詳しくは、関連リンク「各種検診等自己負担金免除申請」をご覧ください)

検診結果を確認しましょう

検診後は必ず検診結果を確認しましょう。結果が「要精密検査」となりましたら、必ず精密検査を受けましょう。検診終了後も、気になる症状がある時は、来年の検診を待たずに、医療機関を受診しましょう。

問い合わせ

  • 健康管理センター 電話番号 0270-23-6675
  • 赤堀保健福祉センター 電話番号 0270-20-2210
  • あずま保健センター 電話番号 0270-62-9918
  • 境保健センター 電話番号 0270-74-1363
  • 健康づくり課 電話番号 0270-27-2746

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康管理センター
〒372-0006 伊勢崎市太田町1178番地
電話番号 0270-23-6675
ファクス番号 0270-21-8995

メールでのお問い合わせはこちら