あなたを守る!がんの知識

更新日:2024年04月12日

現在、日本人の2人に1人は、一生のうち何らかの「がん」にかかると推計されています。「がん」は日本人の死因の第1位であり、最も大きな健康問題となっています。しかし、日ごろの生活習慣などを見直すことで、がんを予防できることもわかってきました 。正しい知識と行動が、「がん」からあなたを守ります。

このページでは、「がん」や「がん検診」に関する動画や情報を紹介しています。参考にご覧ください。

〔視聴前にご覧ください〕

がんに関する動画の紹介

がん検診へ行こう!

がん検診を受けることで、がんの早期発見・早期治療に繋がります。早期発見・早期治療ができると、体への負担や経済的な負担も大きく軽減することができます。また、市のがん検診では費用補助を受けることができます。ぜひがん検診を受けましょう!

動画 ~がん検診へ行こう~

子宮頸がん検診

子宮頸がんは20~30代に多く見つかるがんです。早い段階で発見できれば、妊娠や出産もできる場合が多くあります。

伊勢崎市では、20歳以上の女性は毎年「子宮頸がん検診」を受けるチャンスがあります。ぜひ、友達や家族の人と一緒に検診を受けてください。

動画 ~子宮頸がん検診を受けよう~

大腸がん検診

大腸がんにかかる人は増え続けており、女性のがん死亡原因の第一位です。

大腸がん検診は早期に見つければ治療しやすい病気です。ただ早期のうちは症状がほとんどなく、自分で気づくことはほとんどありません。

大腸がん検診は2日間の便潜血検査で簡単に受けることができます。毎年1回は大腸がん検診を受けましょう。

動画 ~大腸がん検診「受けない理由」を探さないで~

NPO法人ブレイブサークルによる大腸がん検診の動画です。大腸がん検診を受ける大切さについて説明されています。是非ご覧ください。

がんの緩和ケア

がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感等の様々な身体的な症状や、落ち込み、悲しみ等の精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」とは、「がんと診断されたとき」から行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。

動画~マンガ動画「家族ががんになったら知っておきたい緩和ケア」~

緩和ケア.netによる、患者さん、ご家族の具体的な困りごとに焦点をあて、マンガでわかりやすく解説した全 10 話のシリーズです。 日本緩和医療学会(JSPM)公式YouTubeチャンネル、または下記のパンフレット内にあるQRコードからご覧いただけます。

がんを予防しよう

がんは生活習慣を見直すことで予防できることが分かってきています。

次に紹介する生活習慣を実践してみましょう。

今日から始められる5つの生活習慣

1.たばこは吸わない、他人のたばこの煙を避ける

たばこの煙には多くの発がん性物質が含まれています。また、他人が吸っているたばこの煙(副流煙)も避ける必要があります。

禁煙の大切さを紹介する動画がありますので、ぜひご覧ください。

動画~喫煙の影響について~

2.食事はバランスよくとる

1.減塩する

減塩は、胃がんの予防だけでなく、高血圧、循環器疾患の予防につながります。

2.野菜と果物を食べる

食道がん、胃がんなどのリスクが低くなることが期待されます。

3.熱い飲み物や食べ物は冷ましてから

飲み物や食べ物を熱いまま食べると口の中や食道の粘膜を傷つけ、食道がんや食道炎のリスクが高くなるという報告があります。

3.適正体重を維持する

近年の研究では、太りすぎでも痩せすぎでも、がんを含むすべての原因による死亡のリスクは高くなることがわかっています。適正体重を維持することで、がんのリスクも下がります。

肥満度の指標であるBMI値

体重(kg)キログラム÷(わる)身長(m)メートル÷(わる)身長(m)メートル

男性21~27、女性21~25 の範囲になるように体重を管理しましょう。

4.からだを動かす

身体活動量(仕事や運動)が高い人ほど、がん全体の発生リスクが低くなるという報告があります。

  • 現在の身体活動量を少しでも増やすこと
  • 運動習慣を持つようにすること

が推奨されています。

5.お酒は量に気を付ける

1日当たりのお酒の量が多いとがんにかかりやすくなります。

飲酒量の目安は以下のとおりです。

  • ビールであれば大瓶1本633ml(ミリリットル)程度
  • 日本酒であれば1合180ml(ミリリットル)程度
  • 焼酎原液で1合の2/3程度

毎日飲む人は休肝日も作りましょう。

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健康管理センター
〒372-0812 伊勢崎市連取町1155番地
電話番号 0270-23-6675
ファクス番号 0270-21-8995

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