平成26年5月定例記者会見

更新日:2018年02月01日

定例記者会見の説明要旨と資料を掲載します。

田島弥平旧宅世界遺産候補オリジナルポロシャツの作成

 田島弥平旧宅の世界遺産登録に向け、伊勢崎市職員共済会では職員を対象にオリジナルポロシャツを作成する予定です。

 市民のみなさまへの田島弥平旧宅の周知をより一層広めていくためにも、イベントで着用する以外にも公務で着用することとしました。

 ポロシャツのデザインは、上腕部分に「田島弥平旧宅」と「くわまる」を、胸部分には「世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群 田島弥平旧宅」の文字をプリントする予定です。

第19回島村渡船フェスタ

 第19回島村渡船フェスタを、平成26年5月18日(日曜日)に実施します。

 会場は島村渡船乗り場、利根川両岸になります。開催時間は午前9時から午後2時までです。

 このイベントは、利根川両岸の住民交流と、自然に親しむことを目的として始まったものであり、利根川ならではの川辺の体験や、野外での多くのふれあいが楽しめます。

 内容は、渡船乗船、自衛隊ボートによる利根川遊覧や郷土芸能発表、子どもに大人気の魚のつかみ取りなど、盛りだくさんなものとなっています。

 また、先日、世界遺産諮問機関であるイコモスより記載が適切とされた「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産、「田島弥平旧宅」をはじめとする島村の大型養蚕農家群の見学などを行う予定です。

 主催は地元の団体を中心に組織した、島村渡船フェスタ実行委員会です。問い合わせについては、伊勢崎市境支所庶務課となります。

 なお、当日は小雨決行ですが、雨天の場合は中止となります。

まちなか夕市の開催

 平成23年度から始まった「まちなか夕市」は、これまで21回開催し、述べ3,600人の方々にご来場いただきました。地域の方々に定着したまちなか夕市を、今年度も定期的に開催していきます。

 平成26年度は平成26年5月10日を皮切りに平成26年8月と平成27年の1月を除いた9回の開催を計画しています。開催時間は、これまでどおり午後1時30分から3時までです。

 会場は、昨年同様、アイオー信用金庫大手町支店の南側にある公共用地です。

 初回となる平成26年5月10日は、JAからかーぜによる新鮮野菜等の直売のほか、地元商店会や福祉団体による出店、また、伊勢崎清明高校生徒による買い物ボランティアや伊勢崎興陽高校生徒によるボランティア活動「ハンドマッサージ」が行われます。 

 これまで以上に来場者のみなさまに親しまれるまちなか夕市となるよう、関係団体と連携を深め、中心市街地を盛り上げて行きたいと考えています。

世界に羽ばたけ!中学生海外語学研修の拡充について

 平成26年度、本市では、これまでの中学生海外語学研修の内容を拡充させることで、世界に羽ばたく人材育成のさらなる充実を図ります。

 具体的には、3年目を迎える本研修のさらなる充実に向け、一人でも多くの中学生に海外で語学を学ぶ機会をつくるために、参加生徒を60名から70名に増員します。 また、本市が協定を結ぶミズーリ州立大学付属語学学校での語学研修や現地の様々な体験活動に加え、本市に本社をおくグローバル企業、サンデン株式会社の協力により、テキサス州ダラスにあるサンデンインターナショナルUSA工場内の見学および現地社員との交流会を開きます。

 その中で、平成26年度は、伊勢崎銘仙と地元産業のルーツや田島弥平氏の世界的な活躍等を中心に「伊勢崎市の歴史や文化」について英語で積極的に発信し、交流していきます。

 さらに事前研修の一環として、インターネットで現地と映像回線をつなぎ、生徒とダラスの米国人社員とのライブミーティングも実施する予定です。

 昨年度に引き続き、文部科学省「グローバル人材育成推進事業」に採択され、今、全国的にも注目されている共愛学園前橋国際大学の協力により、英語専攻の大学生が中学生の引率支援として同行します。

 なお、平成26年度の海外語学研修は、平成26年8月2日から15日までの14日間実施する予定です。

 本研修に向けて、平成26年5月10日(土曜日)市役所東館5階第1会議室にて、結団式を行い、五十嵐市長から参加生徒への激励や事前研修を予定しています。

ふるさと伊勢崎に誇りをもち、伊勢崎から世界を見つめる「ふるさと学習」の導入について

 本市はかつて、絹産業が栄え、現在は機械工業へと発展し、豊かな地域社会を形成しています。

 かつての絹産業は、本市はもちろんのこと、近代日本や世界の発展に大きく貢献したという大変素晴らしい歴史があり、現在、その時代の功績が認められ、本市にある田島弥平旧宅が、富岡製糸場と絹産業遺産群として、世界遺産候補になっています。

 そうした絹産業やその後の機械工業が果たしてきた役割について、大人が学んで子どもに伝えることで、子ども自身が自ら生活している地域を見つめ、ふるさと伊勢崎に誇りをもち、伊勢崎から世界に目を向けることができるようにしたいと考えて、平成26年度より、全ての小学校、中学校に「ふるさと学習」を導入します。

 具体的には、ふるさと学習は、これまで各学校が取り組んできた地域学習を生かし、本市の近代産業の発展などの歴史をはじめ、文化や伝統、自然などの地域の教育資源を活用し、生活科や社会科、総合的な学習などの中で、地域のよさを学びます。

 そうした地域を学ぶ中で、児童生徒が様々な人と出会い、交流するとともに、学んだことや調べたことを発表し、友達と考えを深め合うことを通して、広い視野から物事を考え、課題を解決するとともに、自分の意思や考えを相手に分かりやすく表現できる児童生徒を育てていきたいと考えています。

 なお、各学校には、児童生徒が日常的に地域を意識し、学習に生かすことができるように、図書室などに地域素材の書籍や資料を集めた「ふるさと文庫」コーナーを設置します。

 また、本市教育研究所にふるさと学習研究班をおき、実践的な研究を通して、授業で活用できる資料を作成し、積極的に情報提供する中で、「ふるさと学習」の充実を図っていきたいと考えています。

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