赤堀歴史民俗資料館の出来事(令和2年度)

更新日:2023年07月07日

展示「清くんの夕暮れ」の清くんパネルできました(令和3年3月25日)

復元家屋展示清くんの夕暮れの清くんのパネルが出来上がりました。

昨年の秋にリニューアルした復元家屋展示清くんの夕暮れに、やっと清くんパネルが追加できました。昭和9年12月の設定なので、昭和初期の尋常小学校の卒業写真を参考に冬支度に仕上げています。ちなみに、小学校3年生で学ぶ昔の暮らしに合わせ、清くんは9歳の設定です。

今後、成長した清くんの新たな展開も予定しています。

資料館再開 季節展おひなさまの展示期間を延長します(令和3年3月22日更新)

おひなさまの展示状況です。

令和3年2月8日(月曜日)から新型コロナウィルスの感染拡大に伴って臨時休館となっていましたが、令和3年3月23日(火曜日)から再開します。

予定した季節展おひなさまは公開できなかったため、令和3年4月18日(日曜日)まで期間を延長して展示します。臨時休館中に、展示期間を延長を望む皆様のお声をいただき、毎年楽しみにされている人が多いことにも改めて気づかされました。

コロナ対策には気を抜かず、ちょっと遅いお雛様で春を感じてください。

再開に向け「季節展おひなさま」準備中(令和3年2月10日)

季節展おひなさまの展示準備中です。

伊勢崎市緊急事態宣言発令により2月8日(月曜日)から2月22日(月曜日)まで臨時休館となってしまいました。

2月12日(金曜日)から開催予定の「季節展おひなさま」は、しばらく公開できなくなってしまいましたが、公開できる日に向けて、しっかりと展示準備中です。

また、ホームページ上で皆さんに展示を見ていただけるよう、後ほど展示内容を紹介します。

 

赤堀小学校3年生が昭和初期の復元家屋を見学しています。

昭和初期の復元家屋では火鉢がお目当てだったようでした。

赤堀小学校3年生が戦後の暮らしの道具を見学しています。

昭和40年代前半の電子ジャーが保温だけの機能に、驚いていました。

赤堀小学校3年生の皆さんが、密を避けてクラス毎に「昔の暮らし」を学習しました。道具の移り変わりを中心に説明させていただきましたが、事前に学習をしていただいていたので、「教科書にこれあった!」や「教科書にのっている写真だ!」など、元気よく勉強していただきました。昔の道具気に入っていただけたでしょうか。

常設展示に追加「伊勢崎市と赤城山・利根川・渡良瀬川」(令和3年1月20日)

伊勢崎市と赤城山・利根川・渡良瀬川の関わりを展示パネルにしました。

本年度3度目の常設展示リニューアルです。伊勢崎市は、赤城山・利根川・渡良瀬川でできています。というのは、赤城山の岩屑(がんせつ)なだれによる梨木泥流がつくった多田山などの「流れ山」、渡良瀬川により形成された「大間々扇状地」、利根川によりつくられた「伊勢崎台地・広瀬川低地帯」の大きく3つに地質上分けることができます。これらの自然の舞台で伊勢崎市の歴史はつくられており、市内の遺跡もこれに応じた分布となっています。自然を知れば、もっと歴史は面白くなるはずです。1階常設展示室にパネルで紹介しています。

埋蔵文化財パネル展「伊勢崎市の遺跡・古墳時代編」(令和3年1月9日)

埋蔵文化財パネル展が資料館ホールで始まりました。

埋蔵文化財パネル展「伊勢崎市の遺跡・古墳時代編」が、資料館1階ホールで始まりました。伊勢崎市を代表する古墳時代の3つの遺跡や古墳を紹介しています。

東日本最大級の豪族居館原之城遺跡、帝室博物館の初めての発掘調査が行われ、家形埴輪で有名な赤堀茶臼山古墳、東日本で2例しかない「王者の石棺」をもつお富士山古墳です。常設展示室の中でも、これらの遺跡や古墳の土器や埴輪を展示していますので、一緒にご覧ください。

令和3年1月28日(木曜日)まで開催しています。

埴輪の3次元計測が行われました(令和2年12月21日)

市指定重要文化財蛇塚古墳埴輪馬を3次元計測しています

蛇塚古墳出土馬埴輪計測中

釜の口遺跡出土家形埴輪の3次元計測しています

家形埴輪計測中

群馬県立歴史博物館の埴輪3Dアーカイブ化事業として、平成30年度に群馬県が実施した群馬HANI-1(はにわん)グランプリにエントリーした埴輪の内、50点が3次元計測され、今後、埴輪王国群馬の魅力発信に活用されるそうです。

当館で撮影された埴輪は、市指定重要文化財蛇塚古墳出土馬埴輪、市指定重要文化財高山1号墳出土埴輪鞆、釜の口遺跡出土家形埴輪の3点です。専門技術スタッフが専用カメラで1日がかりで撮影しました。計測機器はもっと大きいものかと想像していましたが、ハンディタイプの機材で驚きました。

赤堀南小学校3年生の皆さんが地域学習(令和2年10月30日)

赤堀南小学校3年生の皆さんが埴輪を観察しています。

大きい馬形埴輪はインパクトがあるようです

赤堀南小学校3年生の皆さんが養蚕道具の説明を受けています。

リニューアルした2階の展示も見学

赤堀南小学校3年生の皆さんが、資料館で土器や埴輪、昭和の暮らしや養蚕道具について学びました。当日は、小学校から徒歩1時間かけて来館していただいたので心配しましたが、疲れた様子もなく子供たちは埴輪を観察したり、説明を聞いていました。子供は元気ですね。

赤堀小学校6年生の皆さんが歴史を学びました(令和2年10月22日)

赤堀小学校6年生の皆さんが市内の遺跡の説明を受けています。

模型で遺跡を説明しています

赤堀小学校6年生の皆さんが埴輪を観察しています。

大きな埴輪を観察しています

赤堀小学校6年生の皆さんが、「身近にある歴史を見つける」をテーマに、資料館で学習しました。赤堀小学校の校歌にもある多田山から出土した唐三彩について、レプリカを使い説明をしました。赤堀小学校には多田山の土で造った「多田山」や古墳の石材があるので、児童の皆さんには歴史を身近に感じてもらい、大人になっても「多田山」を忘れないでいてほしいと思います。

新常設展示「伊勢崎を築いた人々」(令和2年10月16日)

2階展示室の新しい展示伊勢崎を築いた人々の写真です。

2階常設展示室で、新展示「伊勢崎を築いた人々・近代編」が始まりました。明治時代以降、近代都市へと発展してきた伊勢崎は、今や人口20万都市となりました。その中で、多くの先人たちが、ふるさと伊勢崎の歴史と文化をつくってきました。「伊勢崎を築いた人々・近代編」では、近代を生きた伊勢崎を代表する5人を紹介します。

展示で紹介する人物

  • 石川泰三 大伊勢崎を構想し、伊勢崎市の礎を築いた伊勢崎町長
  • 中島徳蔵 東洋大学中興の祖と称えられる偉大な倫理学者
  • 森村酉三 白衣大観音の原型を制作した群馬県を代表する鋳金工芸家
  • 本間三郎 剣道界最高の範士の称号をもつ政治家
  • 田島弥平 近代養蚕法「清涼育」を考案した蚕種研究家

名和小学校3年生の皆さんが社会科学習(令和2年10月14日)

名和小学校3年生が、復元家屋を見学しています。

2階復元民家の台所に集まっています

伊勢崎空襲の展示を見学しています。

伊勢崎空襲の展示

名和小学校3年生の皆さんが、社会科学習のため資料館を見学しました。当日はクラス毎に1階の埴輪や土器、2階の昔の暮らしの展示をそれぞれ学習し、2階の復元家屋の展示は、楽しく見学してもらえたようです。

赤堀東小学校3年生の皆さんが「昔の暮らし」を見学(令和2年10月2日)

赤堀東小学校3年生の皆さんが復元家屋の展示を見学しています。

復元家屋展示「清くんの夕暮れ」

赤堀東小学校3年生の皆さんが昭和30年代から40年代の資料を見学しています。

昭和30年代、40年代の生活道具

赤堀東小学校3年生の皆さんが、社会科学習のため資料館2階の昔の暮らしを見学しました。先日新たな展示としてスタートした復元家屋展示「清くんの夕暮れ」では、昭和初期として設定した展示に、身を乗り出してのぞき込んだり、それ以外にも展示している昭和30年代、40年代の見慣れないラジオやテレビも一生懸命特徴を書き込んでいました。

今後も社会科学習の場として、活用いただけるよう工夫してまいります。

新常設展示「清くんの夕暮れ」(令和2年10月1日)

復元家屋のアガリハナの展示です。火鉢、徳利、うどんの麺打ち板が展示されています。

入ってすぐのアガリハナでは、父ちゃんと三郎おじさんが酒を飲み始めてしまった設定です。

台所付近の展示です。囲炉裏の鍋はニボウトを煮ています。

台所では、母ちゃんが忙しくニボウトを作っている設定です。

ウマヤと戸棚の展示には、生活感があるように多くの資料を展示しました。

台所用品が入る戸棚とウマヤの展示です。馬の名前はハナといいます。

この度、2階復元家屋の展示を、リニューアルしました。展示のタイトルは、「清くんの夕暮れ」です。昭和9年12月16日、9歳の少年清くんが暮らす伊勢崎地方の一般的な農家での、ごくありふれた日常の夕暮れ時の物語りを、これまでの復元家屋はそのままに、収蔵資料を用いて再現しました。これまでの展示に比べ1.5倍に展示資料を増やし、昭和初期生まれの地域の皆様からお話をお聞かせいただき、新たな展示としました。今からおよそ90年前の清くんの家をのぞいてみてください。

照明工事が終了しました(令和2年8月1日)

照明工事中の2階展示室の様子です。展示資料はすべて撤収しました。

工事中の2階展示室

照明工事の後に、展示を復旧しました。以前とレイアウトを変えました。

工事後に復旧した展示室

2階常設展示室の照明工事が終了しました。燻蒸では臨時休館となり、照明工事では2階展示室の見学ができなかったりと、来館者の皆様には大変ご不便をおかけしました。

照明工事により一際明るくなった展示室ですが、展示資料はすべて撤収して工事を実施し、復旧には復元民家や民具のレイアウトを一部変更し展示しました。

秋頃には復元民家内の展示をリニューアルする予定で、現在展示準備を進めています。

資料の燻蒸を実施しました(令和2年7月26日)

昨年度寄贈いただきました資料を中心に、当館収蔵庫にて資料の燻蒸(くんじょう)を行いました。燻蒸は気化した薬剤(エキヒュームS)により殺卵、殺虫、殺カビを行い、資料の劣化を防ぐ方法です。取り扱いに注意が必要な薬剤を使用するため、7月23日(木曜日)から7月26日(日曜日)まで臨時休館とさせていただき、専門の業者に委託して実施しました。

燻蒸を実施する収蔵庫内の様子です。

燻蒸を行う第1収蔵庫。古文書や人形などを収蔵します。

薬剤の効能を確認するためのサンプルを設置します。

薬剤の効能を確認するサンプル。ビンにはコクゾウムシが入っています。

薬剤が漏れないように目張りをしています。

収蔵庫の出入り口を入念に目張りし、ガス注入するチューブが取り付けられています。

奈良・平安時代の常設展示をリニューアルしました(令和2年6月23日)

リニューアルした奈良・平安時代の常設展示の写真です。

史跡上野国佐位郡正倉跡などをパネル展示

リニューアルした奈良・平安時代の常設展示の写真です。古代寺院や集落遺跡を紹介しています。

古代寺院や集落遺跡を出土資料で展示

常設展示室1階の奈良・平安時代の展示をリニューアルしました。展示の前半では殖蓮小学校校庭から発見された史跡上野国佐位郡正倉跡の八角形倉庫復元模型を中心に、奈良・平安時代の概略と、佐位郡役所の郡司を務めた豪族の檜前部君氏(ひのくまべのきみし)について展示しています。後半では、有力な古代寺院であった上植木廃寺をはじめ、同じく寺院の史跡十三宝塚遺跡、仏堂があったとされる川上遺跡を発掘出土資料とともに展示しました。

これまでの展示に比べ展示資料を増やし、パネルも一新しましたので、是非ご来館ください。

再開しました(令和2年6月16日)

資料館の入口のガラスに埴輪のシートでデコレーションしました。埴輪もマスクをしてお出迎えの写真です。

埴輪もマスクでお出迎え

約3ヵ月もの間臨時休館となってしまいましたが、6月2日(火曜日)より再開しました。休館中は、入口のガラスに埴輪のシートを貼り、少しポップな感じに変更したほか、常設展示の一部の展示替え準備をおこなっていました。現在、開館しながら展示替え作業中ですので、完了次第情報を掲載します。

新型コロナウィルス感染症対策を実施し開館しておりますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。埴輪もマスクをしてお出迎えしています。

この記事に関するお問い合わせ先

赤堀歴史民俗資料館
〒379-2204 伊勢崎市西久保町二丁目98番地
電話番号 0270-63-0030
ファクス番号 0270-63-0087

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