金銅善光寺式三尊仏

円福寺の金銅善光寺式三尊仏は、既に光背が失われている。やや大きな中尊は高さ48.6センチメートルを測る。眉間に白毫がなく、両手は来迎印を現している。また両脇侍は観音菩薩と勢至菩薩である。中尊の端麗な面相、衣紋(えもん)の流線などは特徴的で、これらの様子から制作は南北朝時代(14世紀後半)と推定される。この三尊仏は明治初年廃寺となった東円寺にあった。
概要
名称
金銅善光寺式三尊仏(こんどうぜんこうじしきさんぞんぶつ)
指定年月日
昭和43年5月4日
指定区分
県指定重要文化財
所在地
伊勢崎市稲荷町519(円福寺)
地図情報
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更新日:2020年11月16日