長光寺懸仏

懸仏は鏡面に仏像を現したもので、仏が神道の諸神本来の姿とする神仏習合の本地垂迹説に基づき平安から鎌倉・室町時代にかけて神社や寺院に祀られた。御正体ともいわれる。長光寺の懸仏は蓮華座に坐す虚空蔵菩薩像を円鏡板に取り付けた型式であったが、現在、円鏡板は失われている。鎌倉時代の作と考えられ、造像技術も優れ、高さ24センチメートルで、懸仏としては県内最大である。
概要
名称
長光寺懸仏(ちょうこうじかけぼとけ)
指定年月日
昭和33年3月22日
指定区分
県指定重要文化財
所在地
県立歴史博物館
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教育部文化財保護課
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更新日:2018年02月01日