脇差 銘 山城國住越中守藤原正俊

この脇差の刀工藤原正俊は、伊賀守金道と丹波守吉道とともに桃山時代の京都三品派で最も傑出した刀工である。この脇差は、鍛えには板目に柾がかり、地刃ともに地沸(じに)えがつく。刃紋は小(こ)のたれに互(ぐ)の目が混じる。鋩子(ぼうし)は乱れ込んで反りがある。彫は表裏とも角留の樋がある。慶長5年(1600年)の制作で、正俊の最古の作刀である。
概要
名称
脇差 銘 山城國住越中守藤原正俊(わきざし めい やましろのくにじゅうえっちゅうのかみ ふじわらまさとし)
指定年月日
昭和38年9月4日
指定区分
県指定重要文化財
所在地
伊勢崎市今泉町二丁目
この記事に関するお問い合わせ先
教育部文化財保護課
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更新日:2018年02月01日