金井義明家住宅主屋

明治元年(1868年)に建築、総二階建の主屋の屋根上には、二つのやや小型の櫓が設けられている。一階は居住などの生活に、二階は蚕室として用いられた。一階土間の一部は、馬小屋として使われており、境島村でも珍しい例である。中規模の蚕種製造民家の成立や継承を知る上で重要な建造物である。また金井家は、代々文化人を輩出した家柄であり、日本画家の金井烏洲(うじゅう)もその一人である。敷地内には、烏洲の画室であった呑山楼(どうさんろう)が今でも残る。
概要
名称
金井義明家住宅主屋(かないよしあきらけじゅうたくおもや)
登録年月日
令和3年2月26日
登録区分
国登録有形文化財
所在地
伊勢崎市境島村2439番地ほか
その他
金井義明家住宅は個人の住宅で、現在も居住しています。敷地内には立ち入らないでください。
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
教育部文化財保護課
〒372-0036 伊勢崎市茂呂南町5097番地2 茂呂クリーンセンター2階
電話番号 0270-75-6672
ファクス番号 0270-75-6673
更新日:2021年03月16日