田島新一家住宅主屋
建築年代は、文久元年(1861)頃の家相図から同時期の建築と推定される。「栄盛館(えいせいかん)」の屋号で蚕種製造業を営んでいた。主屋は総二階建、切妻造、桟瓦葺で屋根上に換気用の小型の三つ櫓を備えている。境島村の同様の蚕種製造民家では最古の可能性がある。境島村の蚕種製造民家の中でも建築形式は画一的なものではなく、各々の考えや創意工夫に基づいて展開されていたことを示す貴重な存在である。
概要
名称
田島新一家住宅主屋(たじましんいちけじゅうたくおもや)
登録年月日
令和4年10月31日
登録区分
国登録有形文化財
所在地
伊勢崎市境島村2158番地ほか
その他
田島新一家住宅は個人の住宅で、現在も居住しています。敷地内には立ち入らないでください。
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
教育部文化財保護課
〒372-0036 伊勢崎市茂呂南町5097番地2 茂呂クリーンセンター2階
電話番号 0270-75-6672
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更新日:2022年12月19日