赤ちゃんのための防災
赤ちゃんが生まれてから、防災グッズや避難方法の見直しをしましたか?それぞれのシーンごとに赤ちゃんならではの備えを確認し、もしものときに慌てないように準備しましょう。また、この機会に避難場所や連絡方法なども改めて家族で話し合いましょう。
覚えておきたい4つのシーンと備えておく防災グッズ
【シーン1】 避難所への移動
避難のときに重要なことは、両手が自由に使える状態であることです。赤ちゃんを抱えて家を飛び出したけれど、抱っこで手が使えず障害物を避けられないということにならないように、おうちでも手が届くところに、着脱しやすい抱っこひもを用意しておきましょう。
母子健康手帳のコピー | 母子健康手帳は常に携帯し、赤ちゃんに関わる情報が記載されているページはコピーして備蓄セットに加えましょう。 |
抱っこひも | 移動するときや避難所で不安がって抱っこから離れられないときに便利です。 |
ホイッスル | 身動きができなくなったときや、避難所で防災ブザーとしても活用できます。水に濡れても使える玉無しタイプがおすすめです。 |
子どもの靴 | 慌てて抱っこして連れてきたため、靴がなくて困ったという経験をした方が意外と多くいます。備蓄セットの中に入れておくと安心です。 |
【シーン2】 授乳・食事
災害に対するストレスから母乳が出にくくなってしまうことや、避難所に十分な離乳食が用意されていない場合に備えて、食べ慣れたものをいつもより少し多くおうちに用意しておきましょう。
ミルク・離乳食 | 使い慣れたものを多めに用意しましょう。アレルギーをお持ちの方は特に準備は必須です。 |
哺乳瓶・マグカップ | 使い捨て哺乳瓶があると便利です。煮沸消毒をする手間がかからず衛生的に使えます。 |
調乳用具・洗浄消毒剤 | おうちで避難生活をすることになったが火が使えないというケースに備えて、カセットコンロなどお湯を沸かせる器具一式を用意しましょう。 |
食具(お皿・スプーン) | いつもと違うスプーンを嫌がって食べてくれないということがないように、使い慣れたものを備えておきましょう。 |
【シーン3】 トイレ・衛生
衛生面の観点から、おむつの替えやおしりふき、除菌シートなどは多く備えておきましょう。同時にママは生理用品や母乳パッドの備えもしておきましょう。
紙おむつ | 今より少し多めに備蓄しておきましょう。ライナータイプを用意しておき、オムツ替え頻度を減らすのも効果的です。 |
おしりふき | 多めに用意しておけばお手拭き代わりにも使えるので便利です。水に流せるタイプも少しあると良いです。 |
除菌シート | 避難所の多くは普段土足で使用している施設が多いため、なんでも触ってしまう赤ちゃんの衛生面が気になる方が多いです。 |
生理用品・母乳パッド | ママ自身の衛生面を保つことも重要です。特に母乳パッドは備蓄されていないので十分用意しておきましょう。 |
バスタオル | おむつ替えのときに敷いたり、おくるみや掛布団、授乳ケープの代用にもなり、何かと便利に使えます。 |
ビニール袋 | 汚れたおむつなどを入れるのに役立ちます。 |
【シーン4】 リラックス
大人と同じく赤ちゃんも、特殊な環境にストレスを感じるものです。少しでも気持ちを和らげるために、よく遊ぶおもちゃや絵本、お菓子などを備えの中に加えておくと良いでしょう。
おもちゃ・おしゃぶり | 避難所生活での悩みで一番多いのが赤ちゃんがぐずってしまうことです。少しでも気を紛らわせることのできるものを用意しておきましょう。 |
お菓子・おやつ | 大人だけでなく子どももストレスを感じています。ホッとできる時間を用意する工夫をしておきましょう。 |
家族の写真 | 大切な家族の写真を用意しておきましょう。被災でデータを失うこともあります。印刷したものを用意しましょう。 |
赤ちゃんのための防災グッズ チェックリスト (PDFファイル: 710.5KB)
もっと詳しく赤ちゃんの防災について知りたい人は以下のリンク先、「あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト」特設サイトをご覧ください。
あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト(外部サイトに移動します)
伊勢崎市は、ピジョン株式会社の「あかちゃんとそなえの輪 推進プロジェクト」に賛同しています。本記事は、ピジョン株式会社の監修のもと作成しています。
この記事に関するお問い合わせ先
〒372-8501 群馬県伊勢崎市今泉町二丁目410番地 伊勢崎市役所東館3階
電話番号 0270-27-2706
ファクス番号 0270-26-6123
更新日:2023年02月24日