B型肝炎ワクチン

更新日:2022年04月01日

B型肝炎

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスが血液・体液を介して感染して起こる肝臓の病気です。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンは、ことに小児の場合は肝炎の予防というより持続肝炎を防ぎ、将来発生するかもしれない慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発生を防ごうとすることが最大の目的です。

(注意)母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。

B型肝炎ワクチンの副反応

主な副反応としては、発熱、発疹、倦怠感および注射部位の発赤、疼痛、腫脹(はれ)、硬結(しこり)等です。また、まれにですが、ショック、アナフィラキシー様症状、多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、脊髄炎、視神経炎、ギラン・バレー症候群、末梢神経障害の発生も報告されています。

対象年齢

生後1歳に至るまでの間
(注意)標準的には生後2か月~9か月に至るまでの間

接種回数

3回

接種間隔

1回目から27日(4週)以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から139日(20週)以上の間隔をおいて3回目を接種。

注意事項

B型肝炎ワクチンは2種類あります。2種類のワクチンとも酵母由来のため、酵母に対するアレルギーに注意が必要であると考えられています。

うち、1種類のワクチンバイアルのゴム栓には、乾燥天然ゴム(ラテックス)が含まれています。ラテックス過敏症の人、またはラテックスと交叉反応がある果物等(バナナ、栗、キウイフルーツ、アボカド、メロンなど)にアレルギーがある人は注意が必要です。

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