妊婦健康診査

妊婦さんの健康状態やおなかの赤ちゃんの成長を確認するため、定期的に妊婦健康診査を受けましょう。

伊勢崎市では、妊婦健康診査費用の一部助成を行っています。母子健康手帳の交付時に、妊婦健康診査受診票を14枚渡しますので使用してください。
多胎の人には、妊婦健康診査受診票を5枚追加(計19枚)して渡します。

(注意)原則、妊婦健康診査受診票は再発行できませんので、紛失しないように大切に保管してください。

妊婦健康診査の内容

「基本的な健康診査」では、問診・診察などによる健康状態の把握、血圧・体重測定、尿検査等の定期検査、保健指導などを行います。

妊娠初期~妊娠23週(4週に1回)

第1回

  • 基本的な健康診査
  • 血液検査(貧血検査・血糖検査・血液型検査・不規則抗体検査・B型肝炎抗原検査・C型肝炎抗体価検査・HIV抗体検査・風疹ウイルス抗体価検査・梅毒血清反応検査・HTLV-1抗体価検査)
  • クラミジア検査
  • 子宮頸がん検査

第2回~第4回

  • 第2回 基本的な健康診査、超音波検査
  • 第3回 基本的な健康診査、超音波検査
  • 第4回 基本的な健康診査

妊娠24週~35週(2週に1回)

  • 第5回 基本的な健康診査
  • 第6回 基本的な健康診査、超音波検査
  • 第7回 基本的な健康診査
  • 第8回 基本的な健康診査、血液検査(貧血検査・血糖検査)
  • 第9回 基本的な健康診査、B群溶血性レンサ球菌検査
  • 第10回 基本的な健康診査

妊娠36週~出産(週1回)

  • 第11回 基本的な健康診査
  • 第12回 基本的な健康診査、血液検査(貧血検査)、超音波検査
  • 第13回 基本的な健康診査
  • 第14回 基本的な健康診査

妊婦健康診査で調べる感染症

赤ちゃんへの感染を防ぐとともに妊婦さん自身の健康管理に役立てるために、妊娠中に感染の有無を知るための検査をします。

妊婦健康診査で調べる感染症一覧
検査項目 内容
B型肝炎抗原検査 赤ちゃんに感染しても多くは無症状ですが、まれに乳幼児期に重い肝炎を起こすことがあります。将来、肝炎や肝硬変、肝がんになることもあります。
C型肝炎抗体価検査 赤ちゃんに感染しても多くは無症状ですが、将来、肝炎や肝硬変、肝がんになることもあります。
HIV抗体検査 赤ちゃんに感染して進行するとエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症します。
風疹ウイルス抗体価検査 妊娠中に風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんに胎内感染して、難聴、白内障、先天性心疾患などの症状(先天性風疹症候群)を起こすことがあります。
梅毒血清反応検査 赤ちゃんの神経や骨などに異常をきたす先天性梅毒を起こすことがあります。
HTLV-1抗体価検査 赤ちゃんに感染しても多くは無症状です。一部の人がATL(白血病の一種、中高年以降)やHAM(神経疾患)を発症します。
B群溶血性レンサ球菌検査 赤ちゃんに肺炎、髄膜炎、敗血症などの重症感染症を起こすことがあります。
クラミジア検査 赤ちゃんに結膜炎や肺炎を起こすことがあります。
子宮頸がん検査 子宮頸部(子宮の出入り口)の細胞を調べ、がんや前癌状態などをチェックします。

妊婦健康診査受診票の使用

群馬県内の医療機関で使用できます

健診費用が助成上限額を上回った場合と治療を行った場合は自己負担となります。

群馬県外の医療機関で受診する場合

妊婦健康診査にかかった費用の一部を後日申請により助成します。詳しくは保健センターへ問い合わせください。

住所の異動があった人は注意してください

伊勢崎市に住所登録をした人

保健センターで、転入前の市町村の妊産婦健康診査受診票と、伊勢崎市の受診票を差し替えます。母子健康手帳と転入前の市町村で交付された未使用の妊産婦健康診査受診票を持ってきてください。

伊勢崎市外に住所を移した人

伊勢崎市で交付した妊婦健康診査受診票は使用できません。転出先の市町村に相談してください。

申請窓口

受付日時

月曜日から金曜日(祝日・年末年始は除く)・午前8時30分から午後5時

申請窓口

保健センター

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進部保健センター(新保健センター)
〒372-0048 伊勢崎市大手町18番1号
電話番号 0270-27-6290
ファクス番号 0270-27-6297

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更新日:2025年03月31日