ヒブワクチン

更新日:2024年04月01日

ヒブ(インフルエンザ菌b型)

ヒブ(インフルエンザ菌b型)は、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの表在性感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な深部(全身)感染症(侵襲性感染症ともいいます。)を起こす乳幼児にとって問題となる病原細菌です。定期予防接種が始まる以前は、1年間に5歳未満の乳幼児約400人がヒブによる髄膜炎を発症し、約11%が予後不良と推定されていました。また、生後4か月~1歳までの乳児が過半数を占めていました。現在は、ヒブワクチンが普及し、侵襲性Hib感染症はほとんどみられなくなっています。

ヒブワクチンの副反応

局所反応が中心で、注射部位の発赤、腫れ、しこり、痛みや、全身反応では発熱、不機嫌、食欲不振などが認められています。

対象年齢

生後2か月~5歳に至るまでの間

接種回数

1~4回
(注意)接種開始年齢によって接種回数が異なります。

接種開始年齢が生後2か月~7か月に至るまで

4回(初回3回、追加1回)

初回3回については27日以上(標準的には27日~56日)の間隔をおいて3回。
追加1回については初回3回終了後7か月以上(標準的には7か月~1歳1か月)の間隔をおいて1回。

(注意)初回2回目、3回目の接種は生後1歳に至るまでに接種し、それを超えた場合は接種を行わない。この場合、追加接種は、初回接種終了後、27日以上(医師が認めた場合は20日以上)の間隔をおいて1回接種します。

接種開始年齢が生後7か月~1歳に至るまで

3回(初回2回、追加1回)

初回2回については27日以上(標準的には27日~56日)の間隔をおいて2回。
追加1回については初回2回終了後7か月以上(標準的には7か月~1歳1か月)の間隔をおいて1回。

(注意)初回2回目の接種は生後1歳に至るまでに接種し、それを超えた場合は接種を行わない。この場合、追加接種は、初回接種終了後、27日以上(医師が認めた場合は20日以上)の間隔をおいて1回接種します。

接種開始年齢が生後1歳~5歳に至るまで

1回

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