平成28年3月定例記者会見

更新日:2018年02月01日

定例記者会見の説明要旨と資料を掲載します。

東日本大震災 被災地市町村への職員派遣

 この度本市は、本年度に引き続いて平成28年度においても被災市町村の復興に向けた事業を積極的に支援するため、宮城県多賀城市に2人の職員を派遣することとしました。

 派遣期間は、平成28年4月から平成29年3月までの1年間となります。

 また、派遣先の宮城県多賀城市での主な業務としては、道路・下水道等公共施設の災害復興業務となる予定です。

 なお当該派遣は、地方自治法第252条の17の規定に基づく職員派遣となります。

伊勢崎市教育振興施策の大綱

 地方教育行政の組織および運営に関する法律の一部改正により地方公共団体の長は、教育委員会との連携を強化し、教育課題の解決をはじめ教育行政を積極的に推進するため、教育、学術および文化の振興に関する総合的な施策の大綱を策定することになりました。

 本市においても、改正法の趣旨を踏まえ、地域の実情に応じて教育、学術および文化の振興についての目標や施策の根本となる方針として、伊勢崎市教育振興施策の大綱を策定しました。

 この大綱では、基本理念を「夢あるところに笑顔の輪 のびのび伸ばそう個性の翼」とし、対象期間は平成27年度から平成31年度までの5年間としています。

 なお、この大綱は、第2次伊勢崎市総合計画に盛り込まれた教育分野における計画との整合性を図りつつ、教育基本法第17条の規定に基づき、国および県の教育振興基本計画を参酌し、伊勢崎市教育振興基本計画と連動する形で策定しています。

 この大綱は市ホームページに掲載するほか、市役所企画調整課、本庁・各支所の市民情報コーナーおよび各図書館において閲覧することができます。

3月自殺対策強化月間の取り組み

 平成27年における全国の自殺者数は、速報値で23,971人と前年に比べ1,456人減少し、18年ぶりに25,000人を下回りました。平成15年の一番多かった34,427人に比べると10,456人減少しています。

 国は自殺総合対策大綱において3月を自殺対策強化月間と定め、国、地方公共団体、関係機関および民間団体等と連携して啓発活動を推進し、あわせて、悩みを抱えた人が必要な支援を受けられるよう、支援策を重点的に実施することと定めています。  

 これに合わせて本市でも、自殺予防パネル展を、平成28年3月8日(火曜日)から11日(金曜日)まで、市役所東館1階市民ホールにて開催します。また、講師に鎌田實さんをお招きし、ゲートキーパー講演会を平成28年3月19日(土曜日)に文化会館で開催します。

 合わせて、健康情報ステーションや乳幼児健診でのチラシ配布、市広報紙やコミュニティビジョンへの掲載、健康づくり課公用車へのマグネットシート貼付、市役所へ懸垂幕や横断幕の掲示、のぼり旗の設置、各保健センターへのぼり旗の設置を行います。

華蔵寺公園花まつりの開催

 春の花の時季に合わせ、毎年恒例の「華蔵寺公園花まつり」を、平成28年4月1日(金曜日)から5月20日(金曜日)まで開催します。

 主な内容としては、まず夜桜を始めとして、園内の幻想的な雰囲気を楽しんでいただけるよう、提灯のライトアップを行います。桜の満開時は24時まで、それ以外の時季には23時まで点灯します。

 華蔵寺公園遊園地では、平成28年4月1日(金曜日)から7日(木曜日)までは午後9時まで、平成28年4月9日(土曜日)から5月15日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日は午後6時まで、営業時間を延長して全機種運行します。

 さらに伊勢崎市文化協会主催による「伊勢崎市郷土芸能発表会」が、平成28年4月3日(日曜日)に華蔵寺公園野外ステージにおいて行われます。和太鼓の演奏や八木節など、市内の各種団体が日頃の練習の成果を披露します。

 また、華蔵寺公園東側に流れる粕川沿いで鯉のぼりの掲揚が行われます。

 平成28年4月3日(日曜日)から5月8日(日曜日)までは、せせらぎ公園周辺で「堀下鯉のぼりを揚げる会」が約500匹、平成28年4月17日(日曜日)から5月7日(土曜日)までは、鹿島親水公園周辺で「鹿島鯉のぼりの会」が約150匹の鯉のぼりを掲揚し、訪れるお客様の目を楽しませてくれます。

 ゴールデンウィーク中には、観光ボランティア「伊勢崎まちガイド」の皆さんが園内に咲くツツジや史跡の説明を、織物ボランティアの皆さんが「はた織り体験コースターづくり」を、園内で行います。

 また、乗馬を体験できる「馬とふれ合おうコーナー」や、苗木の無償配布や植木市などが行われる「グリーンフェスタ2016」、伊勢崎市観光フォトコンテスト2016の一環として開催される「ミスひまわり撮影会」など、イベントが目白押しとなっています。

市民病院 ホスピタル・サンデー 知っ得市民病院

 伊勢崎市民病院では「いせさきの夢・希望・元気」を創り出すための伊勢崎市ぽてんしゃる・アップ事業の一つとして、健康に関する講座開設や医療設備、災害時のDMAT派遣などを紹介し、健康について考え、病院機能や活動について理解を深めていただくイベントを開催します。

 日時は平成28年3月13日(日曜日)の午後1時から4時、伊勢崎市民病院外来ロビーを会場に行います。

 内容はミニ健康講座、簡易な検査・体験、病院内ツアー、展示解説などで、事前予約、入場料は不要となっています。

いせさき読書まつり2016の開催

 本年度の読書推進事業の集大成として、「いせさき読書まつり2016」を行います。

 開催日時は、平成28年3月5日(土曜日)午前10時から午後4時までで、会場は、赤堀公民館・赤堀図書館・赤堀芸術文化プラザです。

 主なイベントは、絵本作家 真珠まりこさんによる講演会、民話の紙芝居、読み聞かせ、小中学生読書感想画展、家族ふれあい読書新聞の展示・交流会などです。また、イベントの中には「作って楽しもう」や「科学に触れよう」など、体験できる企画もあります。

 このような子どもから大人まで楽しめる様々な活動や発表、展示など、読書に関する活動を通して、市民が交流を深め、読書により興味を持つきっかけになるような読書まつりを考えています。

平成27年度赤堀歴史民俗資料館収蔵資料展「現在(いま)!を構想した人 石川泰三展」

 皆様もご存じかと思いますが、市役所本庁舎ロータリー脇にある石像は、大正から昭和初期にかけての伊勢崎町長、石川泰三を顕彰したものです。

 石川町長は大正4年(1915)、62歳で伊勢崎町第4代町長に就任しました。昭和7年(1932)年に退任するまでの間、現在の伊勢崎市の礎となる「大伊勢崎計画」を立案し、「六間道路」や本庄、前橋、高崎へ通じる道路や上毛電鉄誘致など土木事業のほか、民生、教育事業を構想し、周辺の村々も構想に取り入れながら実行に移していきました。

 まさに、現在の伊勢崎市の実現を構想しました。

 昨年度、泰三の孫にあたる石川昭三氏から貴重な資料が市へ寄贈されました。

 今回の展示は、その資料をもとに市図書館にある資料を加えて構成しています。展示資料は、泰三が設立に関わった「回天義塾」設立趣意書や「大伊勢崎計画図」など、本市の成り立ちにとって大変重要な資料も含まれています。

 石川泰三が描いた伊勢崎の姿は、本市の未来を見据える糧と考えられます。

 展示会は平成28年3月19日(土曜日)から4月10日(日曜日)まで、赤堀歴史民俗資料館で開催します。

 また、本展示期間中の平成28年4月9日(土曜日)、午後1時30分から「明治・大正期の地方政治と石川泰三」という内容で、元群馬県史編纂室主幹兼専門員の丑木幸男先生に、講演をお願いする運びとなっています。

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