平成29年9月定例記者会見

定例記者会見の説明要旨と資料を掲載します。

姉妹都市のアメリカ合衆国ミズーリ州スプリングフィールド市へ平成29年9月6日（水曜日）から9月13日（水曜日）までの6泊8日、参加使節団の3人を派遣します。内訳は、団長1人、団員1人、同行職員1人の計3人です。団長、団員は、ともに公募による市民です。参加者の年齢は、40代1人、60代1人です。

「日本秋まつり」は、スプリングフィールド市にある「ミズモト日本庭園」で、9月8日（金曜日）から10日（日曜日）まで、3日間開催されます。この期間中、参加者は会場内テントで、日本風のクラフト体験や展示等を行い、スプリングフィールド市民へ日本文化を紹介します。滞在中はボランティアの家庭にホームステイをし、市民と交流を図りながらアメリカの生活や文化を体験します。

伊勢崎市では、高齢者が健康で豊かな生活を送るため、口腔機能低下の予防と口腔ケアに対する意識を高めてもらえるよう、伊勢崎市後期高齢者歯科検診を新規事業として実施します。この事業は群馬県後期高齢者医療広域連合は平成28年度から後期高齢者医療被保険者を対象に実施していますが、本事業は、その非該当者に実施します。

対象者は、昭和15年4月1日から昭和17年3月31日生まれで、伊勢崎市に住所がある、群馬県後期高齢者医療非該当者です。検診期間は平成29年10月2日（月曜日）から平成30年1月31日（水曜日）の4ヵ月間までです。検診医療機関は、伊勢崎歯科医師会の72ヵ所の歯科医療機関です。検診内容は、問診、歯の状態・歯周組織の状態等の診査に加え、嚥下機能の評価です。費用は無料です。対象者へのお知らせは、9月中旬に検診票等一式、個別通知として郵送します。

いせさき花火大会は平成29年9月16日（土曜日）にラブリバー親水公園うぬきを打上会場に開催します。打上時間は、午後6時30分から午後7時30分までです。観覧会場は、西部公園、つなとりスポーツ広場、伊勢崎オートレース場観覧席がメインの会場です。花火打上前のイベントといたしまして、西部公園内特設ステージで八木節や屋台囃子、フラダンスを行います。また、当日はいせさきFMにて花火大会特別番組を放送し、駐車場情報などのインフォメーションのほか、花火打ち上げ音楽を生中継します。

本花火大会が多くの皆さんに愛され、親しまれるものになるよう、特に安全面には十分配慮しながら開催します。また、市民の皆さんをはじめ県内外から多くの皆様の来場を期待します。

昭和22年9月16日、カスリーン台風による降雨は、戦後最大の洪水となり、埼玉県側（現・加須市）では堤防が最大約350メートルも決壊し、濁流が東京都江戸川区まで流れ、甚大な被害をもたらしました。伊勢崎市でも、9月15日午後3時半ごろに広瀬川および粕川で堤防が決壊し、人的被害として死者39人、重傷者73人および軽傷者802人、また住居被害として、流出家屋259戸、全壊家屋52戸、床上浸水5,230戸および床下浸水1,898戸、そのほか橋梁の流出42カ所の未曾有の大災害となりました。

地域の皆さんに水害の恐ろしさ、防災、避難の重要性を改めて認識してもらうことを目的とする効果的な広報・啓発活動を実施するため、本市も参画する6都県全49市町村から構成する「利根川上流カスリーン台風70年実行委員会」を設立し、現在、構成自治体においてパネル展を開催していて、伊勢崎市では、平成29年9月1日（金曜日）から17日（日曜日）まで伊勢崎市図書館を会場とし「カスリーン台風被害写真パネル展」を開催します。

国土交通省のパネルや本市独自の被害状況パネルの展示を行うほか、防災グッズなどの展示、蔵書の特設コーナーの設置を行い、水害の恐ろしさや防災、避難の重要性の再認識とカスリーン台風の教訓を次世代に継承するためのきっかけ作りも担っています。最終日の17日（日曜日）には図書館駐車場にて降雨体験車を用意し、来館者に豪雨を疑似体験してもらいます。

市民の緑化意識の一層の高揚を図ることを目的とする「市民緑花フェア」、身近に迫っている環境問題への関心と理解を深めてもらう「環境フェスティバル」、健康意識の啓発・向上を図り健康づくりのきっかけとなる「健康まつり」、これらイベントの開催趣旨を生かすとともに、同時開催による集客の相乗効果を期待して、平成29年10月1日（日曜日）いせさき市民のもり公園で、3つのイベントを今年も合同開催します。当日は、市長・副市長・教育長および市議会議長が出席し、午前10時のオープニングセレモニーで、市内小学校の「緑の少年団」により緑化・環境宣言が行われ、市民の緑化および環境に対する意識の高揚を図ります。

市民緑花フェアでは、ブルーベリーの苗木500鉢の無償配布のほか、ガーデニング教室などの体験型イベントやキャラクターショー、バンド演奏のステージイベントなど、ご家族揃って楽しめるイベントを数多く用意しています。

環境フェスティバルでは、環境関連の取り組みを行う企業や団体が多数出展するほか、フリーマーケットやリサイクル自転車オークション、エコバッグの無償配布を実施します。また、環境クイズや群馬大学教育学部による「進化するサルのだれでもわかる科学教室」、環境ネットワークキャンパスによる「新聞紙を使ったエコバッグ作り」など、大人も子どもも「環境」について楽しみながら学べるイベントを用意しています。

健康まつりでは、健康チェックや体力測定などのほか、各種健康情報の提供、ゲームで楽しめる食育体験、日常生活の中で手軽にできる運動の講習会、地元野菜たっぷり「おっきりこみ」の配布、車椅子乗車体験、福祉関係団体による販売など、気軽に参加して楽しんでもらえる内容となっています。
今年も、多くの関係団体がブースを出展し、市民が楽しみにしているイベントになっています。

市民の皆さんに郷土の歴史について、より興味を持ってもらいたいと考え、赤堀歴史民俗資料館に収蔵されている昭和初期の写真やフィルムカメラの展示と解説を行います。期間は平成29年9月23日（土曜日）から10月29日（日曜日）までです。展示内容は、昭和初期の旧伊勢崎町の老舗の写真約50点。また、当時の赤堀地区の人々の集合写真なども展示します。

現存する神社などが写っていることが多く、見学者の皆様に写真を通して、当時の様子に思いを巡らせてもらい、資料から読み取れる地元の情報をいただければと考えています。その他には、現在ではあまり使われなくなったフィルムカメラを約20点展示し、カメラの形式、フィルムの違いなどから、時代の変遷を伝えていきます。