RSウイルス感染症予防接種(母子免疫ワクチン)
RSウイルス感染症
RSウイルスに感染することによって起きる呼吸器の感染症です。2歳になるまでにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに感染すると言われていますが、小さなお子さんが感染すると症状が重くなる可能性があります。
RSウイルスの流行には季節性があり、新型コロナウイルスの流行以前は秋冬に流行が見られましたが、近年は夏に流行が見られています。接触・飛沫感染により伝播するため、手洗いや手指衛生といった基本的な感染対策が有効です。治療は症状に応じた治療(対症療法)が中心で、重症化した場合には酸素投与、点滴、呼吸管理などを行います。
母子免疫ワクチン
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体を作ることができないとされています。母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができます。
対象者
接種日時点で市内に住所がある、妊娠28週0日~36週6日までの妊婦
(出産の14日前までに接種することで十分な効果が期待できます。計画分娩等で予定日より前に出産の予定がある人は注意してください。)
接種回数
妊娠ごとに1回
接種費用
無料
接種場所
令和8年度 RSウイルス感染症 指定医療機関 (PDFファイル: 53.0KB)
(注意)各医療機関により診察日や受付時間が異なります。事前に医療機関へ問い合わせてください。
市外の医療機関で接種する場合
群馬県相互乗り入れ実施医療機関(契約医療機関)であれば、市内の医療機関と同様に接種ができますので、医療機関もしくは健康づくり課に問い合わせてください。
持ち物
- RSウイルス定期予防接種予診票(妊娠届出時に交付したブルーの予診票)
- 母子健康手帳
- マイナンバーカードまたは資格確認書
(注意)令和8年3月31日までに妊娠届出をした対象の人には令和8年3月下旬に予診票を個人通知しました。
ワクチンの効果
| 生後90日時点 | 生後180日時点 | |
|---|---|---|
| 医療機関受診を必要とした 下気道感染症の予防 |
6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
| 医療機関受診を必要とした 重症下気道感染症(注釈1)の予防 |
8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 |
(注釈1)医療機関への受診を要する多呼吸・SpO2 93%未満・高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。
ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。
ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症のリスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧症の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告はあるものの、交絡因子等の影響の可能性があることから解釈に注意が必要であるとされています。
| 発現割合 | 主な副反応 |
|---|---|
| 10%以上 | 疼痛(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%未満 | 紅斑、腫脹 |
| 頻度不明 | 発疹、蕁麻疹 |
(注意)疼痛・紅斑・腫脹はワクチンを接種した部位の症状(添付文書より厚労省にて作成)
他のワクチンとの同時接種・接種間隔
医師が特に必要と認めた場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。ただし、海外の知見で、百日咳菌の防御抗原を含むワクチンとの同時接種で、百日咳菌の防御抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があり、接種間隔等については医師と相談してください。
予防接種を受けるときの注意事項
- 接種についての説明をよく読んで、ワクチンの効果や副反応等について十分に理解したうえで、気にかかることがあれば医師や看護師に質問してください。
- 予診票は接種を受ける人が責任を持って記入し、意思を確認するために署名してください。
- 接種を受ける人が16歳未満の場合、保護者の同意が必要です。
- 予防接種後30分間は急な副反応が起こることがありますので、医師と連絡を取れるようにしておきましょう。副反応の多くは24時間以内に出現するため、特にこの間は体調に注意しましょう。
- 接種当日はいつも通りの生活でかまいませんが、激しい運動は避けましょう。
予防接種救済制度
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。接種を受けた本人及び出生した児が対象となります。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進部健康づくり課
〒372-8501 伊勢崎市今泉町二丁目410番地 伊勢崎市役所東館2階
電話番号 0270-27-2746
ファクス番号 0270-23-9800





更新日:2026年04月01日