平成29年11月定例記者会見

定例記者会見の説明要旨と資料を掲載します。

「市民意識調査」は、第2次総合計画およびまち・ひと・しごと創生総合戦略の進行管理や今後のまちづくりにあたっての基礎資料の一環として、市民意識の動向と多様なニーズを統計的に把握し、今後の市政運営の基礎資料とすることを目的とし、毎年実施しています。

調査は、平成29年7月6日から7月25日の間、住民基本台帳から無作為抽出した本市に在住する満20歳以上の2,000人を対象に実施しました。その結果、766人から回答があり、回答率は38.3％でした。調査項目は、第2次伊勢崎市総合計画の体系に基づく各施策の満足度および重要度のほか、伊勢崎市の住みよさについてなどを聞きました。この調査結果は、「市民意識調査報告書」として市ホームページに掲載するほか、市役所および各支所の市民情報コーナー、各図書館において閲覧できます。

伊勢崎市では、昨年10月からマイナンバーカードを利用した証明書コンビニ交付サービスを導入し、その利用を促進するため、県内他市に先駆けて申請時来庁方式によるマイナンバーカードの受付や顔写真の無料撮影サービスを実施するなど、マイナンバーカードの普及に努めてきました。その結果、マイナンバーカードの交付率は県内で高い状況にあり、平成29年9月末現在で約10％となっています。一方、市民の皆様にマイナンバーカードの有用性や証明書コンビニ交付サービスの利便性が浸透しきれていない状況もあります。

そこで、さらなるマイナンバーカードの普及を図るため、平成29年11月から平成30年1月31日までをマイナンバーカード普及促進強化期間として、市民への広報やホームページを活用した周知を図るなど積極的な周知活動を行うほか、「マイナンバーカードらくらく申請キャンペーン」を展開します。期間中は、大型商業施設へのマイナンバーカード出張受付窓口の開設や勤務地等経由申請方式による受付を行うなど、市役所の窓口に来なくても簡単にマイナンバーカードの交付申請をすることができるので、この機会にぜひ申請していただきたいと考えています。そのほか、マイナンバーの通知カードの返戻世帯に対する受取促進を強化し、マイナンバー制度の円滑な運営にも努めます。

開催日時は、平成29年11月12日（日曜日）、午前10時から午後3時までです。会場は、伊勢崎市役所東館1階市民ホールおよび5階第1・第2・第4会議室です。このイベントは、体験を通じて介護予防への関心と理解を深めてもらうともに、市民一人ひとりに介護予防について考えてもらうことを目的に開催するもので、今年で10回目を迎えます。

主催は、一般社団法人伊勢崎佐波医師会と伊勢崎市です。伊勢崎佐波医師会が所管する伊勢崎地域リハビリテーション広域支援センターの関係団体や、介護予防サポーターなどのボランティア団体などにより実行委員会を組織し、開催に向けて準備を進めてきました。主な出展内容は、介護予防体験として行われる身体に負担の少ない体操、車イスや高齢者体験、身体の機能測定では、各種測定器具を使用して、もの忘れチェックや足指筋力測定、血管年齢測定などが体験できます。そのほか、健康・介護・栄養・薬剤・歯科・リハビリ・認知症などの相談コーナー、小物作りコーナーなど、各関係団体が工夫を凝らした内容になっています。

また、今年度は、午前と午後に30分ずつミニ講演会を実施します。午前は言語聴覚士による「顔・首を動かして、若々しくきれいを保ちましょう」、午後は管理栄養士による「おいしく食べて認知症を予防しましょう」です。お子様連れでも楽しめるよう、くわまるとの写真撮影や来場者全員が参加できるスタンプラリーでは介護予防グッズなどの景品も用意し、誰でも気軽に楽しめる介護予防イベントとなっています。

今回、伊勢崎市「農＆食」戦略会議・米麦部会が、伊勢崎市産米「Milky Cherie 81」を発売します。「Milky Cherie 81」はミルキークイーンという品種の米に「食味値81以上」という品質基準を設けてブランド化したものです。食味値とは、米に含まれる成分を科学的に分析して算出するおいしさのバロメーターです。食味値は昼夜の気温差が大きい気象条件下でよくなるとされ、山間部では気温差が大きいのですが、平野部の伊勢崎市では小さいため、気候の面で不利であり、食味値81を超える米を作り出すのは、大変難しいことでした。しかし、生産者が栽培技術の向上に努めた結果、今回その目標を達成し、販売を開始することになりました。

「Milky Cherie 81」は、ミルキークイーンの持つ「甘みが強く、モチモチの食感で、冷めても味が落ちにくい」という品種特性と、高い食味値が合わさることで、「炊きたてで食べても甘くて味が良く、冷めてもよい味と優れた食感を保つ米」になっています。販売は、平成29年11月25日（土曜日）から、市内のJA直売所で行われます。終了時期は決まっていませんが、売り切れ次第販売終了となります。

伊勢崎市では伊勢崎駅前インフォメーションセンターと伊勢崎駅前広場等を活用して、伊勢崎駅周辺の賑わい創出を図るため、伊勢崎の四季・まちなか賑わい創出事業を実施しています、今年度も事業の第3弾となる、冬の賑わい「まちなかイルミネーション」を開催します。

点灯期間は、平成29年11月28日（火曜日）から来年1月11日（木曜日）までの、午後4時30分から午後9時まで、伊勢崎駅南口および北口駅前広場を会場に、高さ10メートルの大型タワーをはじめ、中型・小型を合わせて5基のイルミネーションタワーと、まゆ玉やくわまる型モチーフライトなどを設置します。また関連する取り組みとして、内閣府が主催する「女性に対する暴力をなくす運動」にちなんだ、パープル・ライトアップを実施します。さらに、伊勢崎商工会議所いせさきイルミネーション実行委員会が主催する「いせさきイルミネーション」との連携により、今年度は伊勢崎駅北口駅前に、「観覧車イルミネーション」を提供していただき設置するなど、電飾の数は合計で約51,000球となります。点灯初日は、午後4時から点灯式を開催し、地元の市立第一幼稚園の園児に点灯を手伝ってもらう予定です。

伊勢崎市では「まちなかイルミネーション」を皮切りに、12月2日（土曜日）から25日（月曜日）まで、今年度から波志江沼環境ふれあい公園から華蔵寺公園へ場所を変えて開催される「いせさきイルミネーション2017in 華蔵寺」、12月2日（土曜日）・3日（日曜日）、9日（土曜日）から25日（月曜日）まで華蔵寺公園遊園地で開催される「ロマンチックしナイト2017」と、冬の伊勢崎を華やかに彩るイベントが開催されます。また、今後予定されているまちなか賑わい創出事業は、来年2月下旬から3月下旬に、伊勢崎駅前インフォメーションセンターのオープン3周年記念と合わせた、春の賑わい「まちなか華フェスタ」を予定しています。

学校給食費の未収金は、資力があるにも関わらず滞納している者や居所が不明となっている人もいて、未収金回収の対応に大変苦慮しています。そこで、伊勢崎市では、本年11月から未収金回収の専門的な知識や高い交渉力を有している弁護士法人に学校給食費の未収金に関する事務を委託し、効率的・効果的な給食費未収金の回収を図り、収納率の向上に努めていきます。委託の内容は電話、文書催告、居所不明者の調査および法的措置等の事務を委託します。委託期間は平成29年11月2日（木曜日）から平成30年3月31日（土曜日）とし、委託する債権は147件、約3800万円です。

田島弥平旧宅は、本年度から、毎月第3日曜日に主屋1階上段の間の公開を始めました。平成29年11月19日（日曜日）には普及公開事業として香月楼跡基壇に残る蚕種保管用の冷蔵庫跡の公開を行います。また、主屋1階上段の間と中の間の公開も行います。当日は、弥平旧宅において、伊勢崎市子どもセンターによるフェイスペインティングを、新地集落センターにおいて、みちくさ塾による、まゆクラフト体験を、その他、島村めぐりや深谷市との連携によるスタンプラリー等のイベントを計画しています。

また、11月1日（水曜日)から11月19日（日曜日）までの間、田島弥平旧宅桑場前に華蔵寺公園で行われる伊勢崎菊花大会にあわせ、伊勢崎菊花同友会による菊の展示を行い、秋のイベントにより、田島弥平旧宅への集客数の増加と田島弥平旧宅への関心を深めていただく機会となればと考えています。なお、今回も地元、ぐんま島村蚕種の会の方々のご協力をいただき、この秋のイベントを盛り上げていきます。