気楽流柔術

気楽流柔術は、加賀藩主前田利家の家臣であった戸田越後守信正を流祖とする剣術、槍術、柔術を伝える総合武術である。江戸時代中期には群馬県内に伝えられたとされ、1800年代には、伊勢崎地方での伝承が行われた。現在伊勢崎地域では、保存団体の代表者が第19代宗家として活動を行っている。技の種類は、かつて360手といわれたが、現在伝承されているのは、柔術、棒術、鉄扇之術、十手之術、太刀之術、薙刀之術、契木(ちぎりき)之術、鎖鎌之術からなる180手となっている。保存団体の活動として、境下渕名の大国神社秋季例祭での奉納を行うほか、郷土芸能大会などで公開を行っている。
概要
名称
気楽流柔術(きらくりゅうじゅうじゅつ)
指定年月日
平成27年2月26日
指定区分
市指定重要無形民俗文化財
所在地
伊勢崎市東小保方町
この記事に関するお問い合わせ先
教育部文化財保護課
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更新日:2018年02月01日